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【ヘルステックベンチャー、アンター】 2.3億円の資金調達を完了し、医師の実名制相談サービス「AntaaQA」の開発を加速

【ヘルステックベンチャー、アンター】 2.3億円の資金調達を完了し、医師の実名制相談サービス「AntaaQA」の開発を加速

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現場の判断を助ける、医師同士の質問解決プラットフォームを展開するアンター株式会社は、XTech Ventures、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三井住友海上キャピタル及び個人投資家を引受先として約2.3億円の第三者割当増資を行ったことを発表した。これにより累計調達額は3億円に到達したという。

資金調達の目的

アンターは調達した資金を、地域や診療科を超えて相談ができる医師の実名制相談サービス「AntaaQA」の利便性・機能性を高めるためのシステム開発、およびより充実したサービス展開に活用する。現在、「Antaa」を利用する登録医師は10,000人を超え、日本最大級のドクターtoドクターのサービスにまで成長している。中でも、「AntaaQA」は下記のよう数字が示すように、活発に利用されているという。

■年間ユーザー伸び率は「300%」

■質問への回答率は「98%」

■質問への初回回答平均時間は「15分」

昨今の新型コロナウィルス感染症の拡大により、COVID-19の詳細の情報が求められているが、1人の医師が日々の業務の上で追いかけられる情報は非常に限られている。このようなケースにおいても、「Antaa Slide」(AntaaQAの登録医師によるスライド共有プラットフォーム)へCOVID-19の情報スライド資料が寄せられるなど、日々、医師による医師のための情報が交換されている。

また、2020年4月より「AntaaNEWS」の配信を開始。平日12:00から毎日配信している。平均週1回の頻度でオンライン配信でのセミナーも開催。アクティブ率は30%となり、インタラクティブにコミュニケーションを実施しながら、現場に必要な情報の展開を行っているという。

アンター株式会社について

医師の中山 俊氏が2016年に創業したヘルステックベンチャー。「医師たちをつなぐ文化を創る」をミッションに掲げ、主に以下の3つのサービスを展開している。

■地域や診療科を超えて相談ができる医師の実名制相談サービス「AntaaQA

■医療者のためのスライド共有「Antaa Slide

■医師が運営する疾患解説やインタビューを掲載した情報サイト「Antaa Media

なお同社は、2017年3月「IBM Bluehub第3期 最優秀賞/Softbank賞受賞」、2017年11月「東北アクセラレータ 採択」、2019年1月「経済産業省ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト優秀賞」など、受賞歴も多い。

※関連リンク:プレスリリース

【eiicon lab編集部】
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