日鉄興和不動産、次世代の暮らしを開発する共創型の取り組み「Co-Creation BASE」(コクリバ)を始動
日鉄興和不動産株式会社は、次世代の暮らしを開発・実装する共創型の取り組みとして、「Co-Creation BASE(コ・クリエイションベース)」(以下略称「コクリバ」)を立ち上げた。コクリバでは、同社の強みである不動産を活かしながら他業種の技術やサービスを実装し、次世代の暮らしを見据えた商品開発を行う活動を推進していく。
「コクリバ」は、今はまだ存在しない「新しい価値」を生み出し続けるサイクルを構築するための取り組み。
「コクリバ」の仕組み
●マンションを実証実験の場として活用し、今はまだ存在しない「新しい価値」をスピーディに生み出し続けるサイクルを構築
今、IoTやAIをはじめとするテクノロジーの進化に伴い、暮らしを豊かにする新しい機能やサービスへの期待が高まっている。
「コクリバ」は、先進のテクノロジーやノウハウを有する協力企業と共に、次世代の暮らしのアイデアを具現化し、その実証実験の場として日鉄興和不動産が開発するマンションに「これまでにないもの」を実装。入居後の居住者のリアルな声を活用することで、「これまでにないもの」をさらに魅力的にアップデートしていくという。
「コクリバ」立ち上げの背景
●不動産業界に限らず、さまざまな業界の企業と共に新しいアイデアを素早く具現化することで、今後ますます多様化するニーズやライフスタイル、価値観の変化に対応
マンション開発の現場において、これまで他業界(不動産業界以外)の企業と共創する取り組みは、既存商品の導入や単発のコラボレーションを除けば、そう多くないのが実情。しかし、多様化する生活者のニーズやライフスタイルに応え、価値観の変化に対応していくためには、業種の垣根を越えて広い視野からアイデアを募り、新しい価値を創造し、継続的にアップデートを繰り返す仕組みが不可欠であると考えたという。
「コクリバ」は、広く他業界の企業とともに行う活動。
例えば、「時短」をキーワードに開発を行う分譲マンションであれば最新のIoTの実証実験の場として日鉄興和不動産の分譲マンション専有部に機器を実装、入居後も活用されているかどうかのデータを取ることで、協力企業側も今後のブラッシュアップに活用できる。入居者としてもいち早く次世代の暮らしを体感することができる。
●次世代の価値を生み出す新しい協力関係を構築
日鉄興和不動産と協力企業の関係は、コンソーシアム(共同事業体)方式ではなく、次世代の価値を生み出すためにプロジェクト単位で協力関係を構築するスタイル。日鉄興和不動産が開発するマンションを実証実験の場として活用することで、さまざまなアイデアを具現化し、生活者の声、実感値を定期的に取得することで、実装プロダクトのアップデートや次の製品開発に活かすことも可能。協力企業とマンション居住者双方にメリットをもたらし、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることが可能な取り組みであると考えているという。
共創型の取り組み事例
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