「バイトル」のディップとRPA技術やチャットボット開発のN2iが資本業務提携
ディップ株式会社と、人工知能システムやHRTechのソリューションサービスを開発・提供する、株式会社N2i(エヌツーアイ)は、資本業務提携に合意したことを発表した。
N2iは、「あなたにしかできないことをやろう」を企業理念とし、人が人にしかできない価値ある仕事に集中できるように間接業務を自動化し、業務を効率化する人工知能システムやWebアプリケーションの開発を行っている。これまでに、チャットボットを軸とするシステムの受託開発や、日程調整が得意な採用管理システム(ATS)「ノリスケ®採用管理」をはじめとするHR Techソリューションサービスなどで開発力を蓄積してきた。
ディップが4月1日にリリースした、アルバイト求人の面接日程調整に特化した「面接コボット」もN2iと共同で開発したサービス。今後の「コボット」シリーズの開発強化とN2iのHRTech領域のシナジー創出の可能性に鑑み、N2iへの出資を決定したという。ディップは今後も、構造的な人手不足を解消するため、AI・RPA関連ビジネスを行う企業への出資を積極的に行うことで、オープンイノベーションを活性化させ、日本の労働市場における諸問題の解決にさらに貢献していくという。
<株式会社N2iの概要>
【受託開発事業】 Webアプリケーション/チャットボット/人工知能システムの開発
【HR事業】ノリスケ採用管理 他
<ディップ株式会社概要>
ディップは、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、看護師人材紹介サービス「ナースではたらこ」を通じ、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供することで社会を改善する事を目指している。2004年5月東証マザーズ上場、2013年12月東証一部上場。
2016年には「dip AI.Lab」を設立。日本初のAI専門メディア「AINOW」や日本初のAIスタートアップ支援制度「AI.Accelerator」の運営などを行っている。日本における少子高齢化に伴う労働力不足の深刻化とAI・RPA市場の拡大を受け、2019年4月、新たにAI・RPA事業部を立ち上げ、2019年9月には“誰でも・手軽に・すぐに”導入できることをコンセプトとしたFAST RPA「コボット」を開発・提供を開始した。
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(eiicon編集部)