不動産DX企業のiimon、ディップとの資本業務提携に合意
テクノロジーを利用して不動産仲介業務を自動化・効率化するサービスを展開している不動産テック企業の株式会社iimonは、「バイトル」などの人材サービス事業とAI・RPA事業を展開するディップ株式会社と、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)である「DIP Labor Force Solution 投資事業有限責任組合」を通じて、資本業務提携に合意した。
▲左から:取締役CMO後藤博一氏・代表取締役CEO島田州平氏・ディップ執行役員 三浦日出樹氏・取締役COO後藤光弘氏
iimon×ディップ 資本業務提携の背景
iimonは2019年11月、不動産会社出身者たちが、それまで様々な要因で年々収益性が鈍化してきた不動産仲介業界を、現場を熟知した新しいテクノロジーの力で高い収益構造へ進化させようと設立した不動産テック企業。また、ディップは求人広告を通じた人材採用の支援に加え、労働力の総合商社として2019年4月よりAI・RPA事業を展開している。iimonの運営する自動物件入力ツール『入力速いもん』をディップの展開する不動産コボットシリーズ「不動産コボットfor物件入力」としてOEM提供を既に行っており、その連携を通して「よりスピーディーに不動産業界を豊かにしたい」という両社の想いが強くなったことから、この度の資本業務提携に至った。この資本業務提携によって、iimonの不動産仲介業界10年以上の現場経験を活かした独自アイディアが形となるまでの時期を飛躍的に短縮し、また、全国各地に営業拠点を置くディップの発信力を駆使して、業務効率化をより多くの不動産会社に届けられると確信しているという。
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