NEXCO中日本、オープンイノベーション推進組織を設立
NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT (アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、幅広い分野の企業や大学などと連携し、AI、IoT、ビッグデータ、ロボットなどの先端技術や知見を取り入れるため、コンソーシアム方式を導入し、オープンイノベーション推進組織である「イノベーション交流会」を設置。
このイノベーション交流会の活動に賛同し、先端技術などを保有して、同社とともに高速道路保全・サービス事業の変革を目指す幅広い分野の企業・大学などを募集する。
■イノベーション交流会の概要
イノベーション交流会では、同社の保全・サービス事業における業務課題(ニーズ)と運営会員が保有する先端技術(シーズ)を組み合わせ、開発・実証を通して技術を検証することで、新たな手法の創出、業務の高度化を実現し、広く社会に展開する。
■イノベーション交流会の体制イメージ
■検討テーマと実証メニューのイメージについて
イノベーション交流会では、交通運用領域・構造物保全領域などを変革するための各種検討テーマに基づき、活動する。
今年度は、幅広い検討テーマの中から「移動体監視による路面状況などの把握の効率化」、「変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化」「工事規制の高度化・効率化」について重点的に検討を進めていく予定。
■実証メニューのイメージ
■応募対象者および応募方法について
交流会の目的、会則※に賛同した応募希望者は、「イノベーション交流会 入会申込書」※に記載のうえ、申し込み。
■説明会の開催について
イノベーション交流会に関心のある人への説明会を、名古屋と東京で開催する。
※「会則」、「イノベーション交流会 入会申込書」、「公募説明会参加申込書」は、同社公式WEBサイトに掲出する。
■今後の予定
勉強会を通じて実証メニューを検討し、決定したテーマで実証活動をおこなう予定。次年度以降の方針は進捗状況などを踏まえ、交流会で検討するという。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)