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マクニカ | 脳科学とAIを組み合わせる「BrainTech」を強化し、オープンイノベーション組織を新設

マクニカ | 脳科学とAIを組み合わせる「BrainTech」を強化し、オープンイノベーション組織を新設

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半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカは、脳科学とAIを組み合わせ、オープンイノベーションを通じた新たな付加価値の創造を行い、その社会実装を推進していくための組織として、BRAIN AI Innovation Lab.(以下、BRAIL(ブレイル))の設立を発表した。

世界的にデジタライゼーションが進み、日本においては「2025年の崖」といったシナリオが想定されている中、AIは、デジタルトランスフォーメーションを実現するキーテクノロジーの一つとして、その活用が期待される。

これまでマクニカは、世界中の最先端テクノロジーをどこよりも早く見つけ、そして顧客へ提供、実装支援を高い技術力をもって行ってきた。特に、AIの分野では、専門組織であるAI Research & Innovation Hub(以下、ARIH(アリー))を2019年12月設立し、最先端のテクノロジーとインテリジェンスをつなぎ、世界中の人々にとって幸せな未来社会を創ることをミッションとして活動している。設立から累積600本以上の論文調査を行い、その知見をもとに、数々の社会課題に対する複雑なAI技術の実装を研究だけに閉じるのではなく、現場へ足を運び、これまで300件以上のプロジェクトの支援をしてきた。 

今回発足するBRAILは、ARIHでのこれまでの活動と実績に加え、「脳科学」という新たな技術を取り入れ、AIが生み出す価値をさらに高めていくという。BRAILでは、国内、海外を問わない様々な製品パートナー及び大学、研究所といったアカデミックな組織との産学連携を行う。このオープンイノベーションを通じ、脳科学の活用方法やアイデアのみならず、最先端の研究を基にした知見の共有や、社会実装に向けて新たなサービスの開発や運用を行っていくという。

さらに将来に向けて、脳活動から生み出される情報は、社会に新たな価値を提供していくと考えられている。例えば、下記のようなことが現実に起こり得ると考えられている。

例①ヘルスケア領域:感性や心を可視化して自分自身の状態を知ることで人に寄り添った心のケアをタイムリーに行うことができる。

例②人材活用:匠の技をAIに取り込み、人間が持つ暗黙知の再現性を高めることで生産性向上する。

例③マーケティング:顧客の真のニーズや潜在的な意識を見ることで、自社の新たな製品の企画または既存サービスの改善につなげ、真に必要な商品づくりに貢献できる。

このように、人の感性や心と物、社会との新たなつながりを提供することで、人はクリエィティブな価値を生み出す機会をより多く手にし、さらに豊かな社会の実現に向かっていく。BRAILは、脳科学がもたらす新たな価値に注目し、パートナーとの連携を通して、社会のデジタライゼーションの加速に向けた開発、提案活動を推進していくという。


 


※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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