No.6/100【第3,620号】《即日完売 小腹亭 〜3つの大義があるビジネス〜》
小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜
[発行:2020_05_07 ]
No.6/100【第3,620号】《即日完売 小腹亭 〜3つの大義があるビジネス〜》
2020年新型コロナウイルスの影響で、多くの飲食店が壊滅的な業績悪化に苦しんだ。しかし、苦境の中でもデリバリーやお弁当に活路を見いだし、必死で生き延びた。そんな教訓を活かして新しく登場したのが「即日完売 小腹亭」。駅ナカでお弁当・惣菜を販売する店舗だが、これからの社会を象徴する業態としても注目されている。
<『即日完売 小腹亭』の特徴>
(1)販売する商品は、お弁当、惣菜、お汁物(冷蔵、冷凍、常温、保温)
(2)当日売り切り ※冷凍食品は除く
(3)店舗を持つ飲食店限定
(4)キャッシュレス
(5)デリバリーはしないが取置き可
<『即日完売 小腹亭』の仕組み>
(1)飲食店が自店で商品(お弁当・惣菜・お汁物等)を調理する
(2)調理後、スマホで商品情報(販売価格、商品名、原材料名、消費期限、保存方法、製造者)の入力に加えて、店舗へ持ち込める時間を入力します。また、同時に商品写真も撮り、一緒に送信。
(3)入力後、商品を店舗『即日完売 小腹亭』へ持ち込み、店舗でラベルを出力し、商品に貼って自分で商品棚に並べます。
(4)主なお客は駅の利用者で、店舗『即日完売 小腹亭』で欲しい商品を選び、店内レジでキャッシュレス決済で購入する。
(5)飲食店側がスマホで商品情報・商品写真を入力すると同時に専用サイトにアップされるので、取置きも可能。しかし、取置き依頼した時点で決済される。
この『即日完売 小腹亭』には飲食店を支援する3つの役割があります。
(1)飲食店の新しい収益源
(2)飲食店の宣伝
(3)飲食店の食品・食材ロス減
今後も新型コロナウイルスの第二波、第三波が襲ってくる可能性はあり、2020年の教訓を活かして平常時からお弁当・惣菜ビジネスにも対応できるようにこの業態を起業。店舗を持つ飲食店限定にした理由は、街に賑わいをもたらす飲食店に長く生き残って欲しいため。
駅の利用者が『小腹亭』に立ち寄り、惣菜を買って家で食べる。「これ、うまいなぁ!」と感動したら、そのお店にも足を運びたくなりますよね。惣菜やお弁当からお店を知ることも期待できます。
◆◆◆発想の起点◆◆◆
『“味覚”集客』
小島:答え合わせは1年後
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役