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JAXA発スタートアップのWHERE、CHINTAI社と連携――熊本で賃貸管理業務のDX推進に向けた実証開始

JAXA発スタートアップのWHERE、CHINTAI社と連携――熊本で賃貸管理業務のDX推進に向けた実証開始

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株式会社WHEREは、お部屋探しのリーディングカンパニーである株式会社CHINTAIと提携し、熊本エリアにおいて不動産事業者向けに賃貸管理業務のDX推進を目的としたPoC(概念実証)を開始する。

本PoCでは、WHEREが提供する不動産探索AI ツール『WHERE』を賃貸管理業務に導入し、物件調査や地権者情報の取得において、効率化・デジタル化の実効性を検証し、業界課題の解決を目指す。

事業提携の背景

現在、不動産会社が管理物件の仕入れを行う際には、現地で候補物件を特定したうえで地番を調べ、登記情報を取得して所有者(オーナー)を確認するなど、複数の工程を物件ごとに行う必要があり、迅速なアプローチが困難な状況にある。不動産探索AIツール『WHERE』は、衛星画像や地図情報、登記データをもとに、対象エリアの物件や土地の現況を可視化し、複数の土地の所有者情報を即時に確認できるツール。これにより、物件調査の手間を省き、オーナーへの迅速なアプローチが可能となる。

▲『WHERE』探索結果画面のイメージ

今回のPoCでは、熊本エリアで本ツールを導入し、物件調査にかかる工数やオーナーへのアプローチ件数の変化を検証する。熊本は近年、IT関連企業の移転・進出に伴い社宅需要が高まるなど不動産ニーズが大きく変化しているエリア。こうした動きの活発な地域におけるユースケースを検証することで、実務で活用できる支援のあり方を探り、不動産会社の業務効率化を推進しながら、業界全体の課題解決につなげていく。

実施概要について

■実施目的

不動産探索AIツール『WHERE』を現場業務に導入し、物件調査やオーナーアプローチにおける業務効率や成果の向上を検証。フィードバックを踏まえたプロダクト改善と導入手法の最適化を図る

■実施場所

エイブルネットワークに加盟する熊本地所株式会社

■実施期間

約3ヵ月間(導入〜活用〜振り返り)

■実施内容

・『WHERE』の実務業務への導入(物件調査、所有者特定、営業アプローチなど)

・導入前後における業務工数・アプローチ件数などの変化を検証

・WHEREおよびCHINTAI社によるプロダクト改善・導入手法の検討

■実施体制・役割分担

・WHERE:ツールの提供および技術サポート

・CHINTAI社:実証エリアの設定、店舗連携、費用面の支援、フィードバック回収・分析

関連リンク:プレスリリース 

(TOMORUBA編集部) 

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