
レグミン、総額2.0億円の資金調達を実施――農作業ロボットとBPOサービスを融合し、次世代の農業インフラを構築
自律走行型農薬散布ロボット開発および農薬散布代行(BPO)サービスを展開する株式会社レグミンは、第三者割当増資、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」による新株予約権発行、さらに金融機関からの融資を合わせ、総額2.0億円の資金調達を実施した。これにより、累計調達額は9.3億円となる。
資金調達の背景
深刻化する農業の人手不足と高齢化を背景に、農薬散布の効率化・安全化は喫緊の課題となっている。この社会課題の解決を目指し、レグミンは「農業界に安定した労働力を提供する」というミッションのもと、自律走行型農薬散布ロボットの開発と改良を進めるとともに、ロボットを活用した農薬散布代行(BPO)サービスを展開している。
レグミンは2024年時点で埼玉県深谷市を中心に年間172ヘクタール規模の散布代行を実施し、2025年からはフランチャイズ展開を開始。この成長をさらに加速させ、2026年からのフランチャイズ全国展開を本格化すべく、この度の資金調達に至った。
資金調達の概要
調達金額:総額2.0億円(融資含む)
▼資金調達の種類:第三者割当増資
・一般社団法人AgVenture Lab
・埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンド(無限責任組合員:ミライドア株式会社)
・八十二サステナビリティ1号ファンド(無限責任組合員:八十二インベストメント株式会社)
・その他
▼資金調達の種類:株式投資型クラウドファンディング
・株式会社FUNDINNOが運営する「FUNDINNO」での新株予約権発行
▼資金調達の種類:融資
・埼玉りそな銀行
調達資金の使途
今回の資金調達により、以下を重点的に強化する。
・ロボットの量産体制強化
・量産化モデルの改良と製造体制を強化 サービスエリアの全国拡大
・農薬散布BPOサービスのフランチャイズ全国展開を加速
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(TOMORUBA編集部)