ウフル×ISID | スマートシティ・カーボンニュートラル分野のソリューション強化とシナジー創出
ウフルと、電通国際情報サービス(以下、ISID)は今回、資本・業務提携を結んだ。
日本政府は現在、デジタル田園都市国家推進構想を掲げ、自治体が先端テクノロジーをまちづくりに活用し、地域や社会の様々な課題を解決するスマートシティへの取り組みを支援している。また、経済社会システムのグリーンな変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引する「GXリーグ基本構想」を掲げ、企業のカーボンニュートラルに向けた取り組みを加速している。こうした流れから、自治体や企業は、スマートシティやカーボンニュートラルを実現するためのデジタル化施策に、より具体的かつスピーディに取り組んでいく必要に迫られている。
ウフルは、クラウド基盤を活用したクラウドインテグレーション事業や、IoT関連のコンサルティング・インテグレーション事業を手掛けるIT企業。近年ではスマートシティ分野において、データ連携基盤や、地域の観光DX、安心安全な地域生活を実現するための防災DXなど、地域住民視点のサービス提供を行っている。またカーボンニュートラルに向けたソリューション提供にも強みを持っているという。
ISIDは、2021年8月に設置した全社横断組織「スマートソサエティセンター」を中心に、スマートシティや行政DX、脱炭素などの領域で社会課題対応型ビジネスを推進している。2022年6月にはスマートシティ実現に向けた都市OSソリューション「CIVILIOS(シビリオス)」の提供を開始し、全国の自治体向けに導入を進めている。
両社は、今回の資本・業務提携を通じ、協業関係にある連携をより強め、スマートシティ・カーボンニュートラル分野のソリューション強化と、事業拡大を目指す。ウフルのデータ連携基盤や観光DX・防災DXソリューション、ISIDの都市OSソリューション「CIVILIOS」の提供に加え、地域住民向け・自治体向けダッシュボード及び企業向けカーボンニュートラルソリューションなどの開発を通じ、スマートシティおよびカーボンニュートラルの実現に貢献していく。
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