リコー×アドバンスト・メディア| 音声認識ソリューション分野で業務提携、販売面での連携強化および共同開発へ
株式会社リコーと株式会社アドバンスト・メディアは、音声認識ソリューション分野における業務提携契約を締結したと発表した。販売面における連携を強化するとともに、両社の強みを生かして業種・業務に特化した音声認識ソリューションの共同開発を行い、早期の市場投入を目指すという。
業務提携の背景と内容
アドバンスト・メディアは、人の自然な会話を高い精度で認識できる独自の音声認識技術AmiVoice(アミボイス)をコアに、これまで長年に渡って企業向けに音声認識システムを提供してきた。さまざまな業種や業務に携わる企業への価値提供を展開するとともに、高い技術力と長年培ってきたノウハウをもとに、この分野での業界を常にリードしている。
今回の協業では、音声認識分野で強みを持つアドバンスト・メディアの技術やソリューションを、リコーがさまざまな業種・業務の企業に対して、課題解決する際の提案に組み入れて提供する。また、両社の技術・ノウハウを組み合わせて、音声認識技術を活用した業種・業務向けのソリューションやクラウドアプリケーションを共同開発し、提供するという。
具体的には、音声を活用したソリューションを、(1)音声コミュニケーション、(2)音声認識、(3)音声データ活用という3つの分野に分け、音声コミュニケーションを軸としつつ、相互に連携した発展・深化型ソリューションの開発・提供を目指す。リコーはこれまでも音声コミュニケーション分野でエッジデバイスを含むソリューション提供を進めてきたが、今後も企業ごとに最適な提案ができるよう、音声認識・音声データ活用の取り組みを強化していくという。
これからもリコーグループ、およびアドバンスト・メディアは、音声認識などの技術を用いてお客様にとってより魅力あるデジタルサービスを提供することで、はたらく人同士のコミュニケーションをサポートし、ニューノーマルの時代に求められる働き方や仕事の進め方の改革を支援していくという。
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(TOMORUBA編集部)