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FinTechスタートアップ・400F、SBIインベストメントをリード投資家として12億円を調達

FinTechスタートアップ・400F、SBIインベストメントをリード投資家として12億円を調達

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株式会社400Fは、SBIインベストメントをリードインベスターとして、既存投資家であるSkyland Venturesに加え、新たにAflac Ventures LLC(※1)、三井住友海上キャピタル、T&D Innovation Fundを引受先とする第三者割当増資並びに従業員持株会への普通株式の第三者割当増資により、総額12億円の資金調達をシリーズBラウンドにて実施。これにより累積資金調達額は18億円となり、お金の相談マッチングプラットフォーム『お金の健康診断』のプロダクト開発・マーケティング・採用活動の強化に加えて、金融オンライン・アドバイザー事業の展開、法人顧客へのサービスラインナップ拡大を加速させるべく積極的な事業投資に取り組むという。

(※1)Aflac Ventures Japanが投資活動を支援

同資金調達の背景

同社は2020年7月に株式会社お金のデザインよりMBOを実施して以降、「お金の悩みを出会いによって解決する」というミッションのもと、お金の相談マッチングプラットフォーム『お金の健康診断』を開発・提供し、資産形成に踏み出すユーザーとお金の専門家であるプランナーのマッチングを通じて、多くの人生を変える出会いを創出してきた。2022年1月からは、『お金の健康診断』を軸とした新規事業として、より多くの人にお金の問題解決の機会を提供することを目的に、投資信託や保険販売の仲介サービスを提供する金融オンライン・アドバイザー事業を展開している。


『お金の健康診断』は累計200社2,000名以上(2022年10月14日現在)のFPやIFAが登録する、証券・保険・銀行などさまざまなアドバイスをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム。資産運用、保険、住宅ローン、相続など幅広い内容を相談できるほか、複数のアドバイザーのコメントを比較できる点が特徴。チャット形式で、自宅や移動時間などスキマ時間に利用することができる。

これまでサービスリリースから約4年間で、累計登録ユーザー数は約16万人となっており、直近3か月の月次新規登録ユーザー数の増加率は、平均して約40%で推移している。(2022年9月30日時点)


また、『お金の健康診断』は登録プランナーが月額利用料金を支払うと、自ら集客することなく、オンライン上で見込み客の獲得から顧客管理までができる営業ツール。大手金融機関向けにも「新しい形の顧客創造を実現する画期的なプロダクト」として認知を広げており、銀行・証券・保険分野それぞれの大手金融機関で導入が進んでいる。


今回の増資による主な資金使途は下記の通り。

①プロダクト開発

「お金の悩みを検索ではなく出会いで解決する」マッチングサービスとしてユーザーのサービス満足度を高めるとともに、事業成長を続けるべく、マッチングアルゴリズムなどの開発面へ技術投資する。

②マーケティング活動

国内最大級のお金の相談マッチングプラットフォームとして、さらなる市場拡大を見据えたオンラインマーケティングに取り組む。

③採用活動の強化

『お金の健康診断』を利用するすべてのユーザーに有効なアドバイスを提供するべく、同社の金融オンライン・アドバイザー事業におけるオンライン・アドバイザーの採用を強化する。

今後は、国内最大級のお金の相談マッチングプラットフォームとして、法人顧客向けのサービスラインナップも視野に入れ、業界や立場を問わずあらゆる立場の人々を対象に「お金の問題解決」の機会を提供していくという。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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コメント1件

  • 柿澤真正

    柿澤真正

    • 合同会社ルミエール
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