理系新卒リクルーティングサービス「TECH OFFER」のテックオーシャン、約3億円の資金調達を実施
TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン https://techocean.co.jp/ は、東大IPC、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、南都キャピタルパートナーズ及びベンチャーラボインベストメントを引受先とする第三者割当増資により、総額約3億の資金調達をシリーズAラウンドにおいて実施した。
テックオーシャンのビジョン、サービスの必要性、ソリューションの強み
学びとTECHを社会につなぐエコシステムの構築を目指す
<ビジョン>
テックオーシャンは、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、“人・企業・社会”と最適な形でつながっている社会「TECH for Society」の実現を目指し、学びとTECHを社会につなぐエコシステムを構築。
<サービスの必要性・社会課題>
従来理系学生の主たる採用手法であった大学の研究室推薦制度の活用も大手企業が利用廃止を発表するなど縮小傾向にあり、新たなマッチング方法として、理系人材のダイレクトリクルーティングサービスに注目が集まっている。
<ソリューションの強み>
同社では、国内最大規模を誇る、日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集したデータベースを保有。学生の専門性と興味関心などのパーソナリティの情報を基にしたオファー半自動配信のマッチングシステムを構築し、採用システムで初となる特許も取得(特許第7123308号/2022年8月)。独自のデータベース及びマッチングシステムの構築・発展により、高精度で満足度の高いマッチングの創出を目指す。
資金調達の目的と今後の展望
今回調達した資金は事業拡大及びプロダクト開発、並びに今後の事業展開における人材採用の強化などに用いる予定だという。
主なプロダクト開発・事業拡大については下記を予定している。
・システムのさらなる開発によるマッチング精度の向上
TECH人材領域における最適なマッチング精度の向上を目指して開発を加速させる。
・TECH人材が生涯使える「TECH Portfolio(テックポートフォリオ)」へと育成
現在、新卒限定となっている「TECH Portfolio」を、TECHを有するすべての人材が自身の能力を可視化することが可能となるよう、成長させる。
・就活コンテンツの強化とイベント事業の立上げ
学生の就活を後押しするコンテンツの強化や企業との出会いの機会を増やすためのイベント開催によって、学生生活で身に付けた「TECH」がより社会につながりやすくなることを目指す。
関連リンク:プレスリリース