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ごみ拾いSNS「ピリカ」やマイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を提供するピリカ、総額1億円の資金調達

ごみ拾いSNS「ピリカ」やマイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を提供するピリカ、総額1億円の資金調達

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環境スタートアップである株式会社ピリカは、瀧口浩平氏をはじめとする複数名の個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額1億円の資金調達を実施したと発表した。

ピリカについて

ピリカは2011年の創業以来、ごみの自然界流出問題をはじめとする環境問題の解決に取り組んできた環境スタートアップだ。代表的なプロダクトは、ごみ拾い活動を共有・促進するSNS「ピリカ」、画像解析技術で広範囲のポイ捨て状況を調査できる「タカノメ」、マイクロプラスチックの流出量調査や製品特定等を行う「アルバトロス」などだ。独自のサービスやソリューションを開発・提供してきた。

資金調達の背景と目的

昨今、持続可能な開発目標(SDGs)やESG投資の広がりを背景に、組織の持続可能性強化や新規事業創出の観点から、あらためて企業や自治体の環境問題への対応に注目が集まっている。特に、プラスチックをはじめとする「ごみの自然界流出問題」は、日本政府もG20で「2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減する」と表明するなど、国際社会における最重要課題の1つとなった。

こうした動きに伴い、流出ごみの回収や調査のためのソリューションを求める企業・自治体等から、同社のサービスに対する引き合いが増えているという。ピリカでは、今回の増資により人材採用を強化し、サービスの開発、営業網の拡大等を通じて、ごみの自然界流出問題をはじめとする環境問題の解決に向けた事業を加速していく考えだという。

出資者・ピリカ代表のコメント

■瀧口浩平氏(株式会社メドレー代表取締役社長)

『covid-19影響により、登山に行く頻度が増えるなか、自然界のごみ問題への関心が高まりました。リサーチの中で、ピリカ社と小嶌社長を知り、私から連絡させていただいたことが出逢いのきっかけです。小嶌社長や経営陣がピリカ社を長期でソーシャルインパクトの大きな会社に育てていくために、私も限られた時間ではありますが一緒に汗をかいていきたいと考えています。』

■株式会社ピリカ 代表取締役 小嶌不二夫氏

『研究室の古びたソファーの上で、ごみ拾いSNS「ピリカ」の構想を思いついてから10年。ごみの自然界流出問題に対する社会的関心は大きく高まりましたが、状況は改善されるどころか悪化の一途をたどっています。今回、ピリカは瀧口浩平氏をはじめとする素晴らしい投資家の方々にご出資いただき、人材採用や事業拡大のペースを加速させます。ピリカのメンバーはもちろんのこと、投資家・取引先・サービス利用者の皆様と共に、地球規模の環境問題解決に邁進したいと思います。』

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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