SaaS管理サービス「zooba」、1億円の資金調達を実施し、DX推進に貢献する新サービスを提供開始
株式会社zoobaは、2022年8月、デライト・ベンチャーズおよび ゼロイチキャピタルから総額1億円の出資を受けて、2023年5月から SaaS管理サービス「zooba」(ズーバ)の提供を開始。
今回の資金調達により、情報システム部門のSaaS管理の自動化を実現する「zooba」を企業に提供するとともに、情報システム部門の業務を請け負うSI事業者向けにもサービスの提供を開始するという。
株式会社zoobaが目指すもの
zoobaが掲げるミッションは、情報システム部門から「次の一手を、ズバッと生み出す」だ。
現在、デジタル化が進む中で、情報システム部門は本来推進すべき業務よりもSaaSの管理業務に追われている。DX推進を行う中で、SaaS導入は不可欠だが、導入を進めれば進めるほど管理が煩雑になり、現場の負担は増加する。
SaaS運用は、データがクラウド上にあることから、外部から課題が見えづらいものとなっている。
「ユーザーは何のサービスを利用しているのか、権限は適切か」「ITコストは適正なのか」「セキュリティリスクはどこにあるのか」これらが見えないことにより、ときには、予期せぬITコスト増加、情報漏えいなどのセキュリティの問題など企業活動全体に影響する場合がある。
同社は、社内DX推進を叶えるために必要な「コストコントロール」「セキュリティ」の課題を可視化分析し、企業ごとに異なる課題へのアプローチを行う基盤を構築することを目指している。
また近年、DX推進に向けた人材不足は深刻化しており、多くの企業が人材確保に苦慮している。
情報システム部門の外注も選択肢に入れる企業のために、zoobaでは、情報システム部門のSI事業者向けにもサービスを提供する。自社で情報システム部門を持たない企業に対しても、SaaS管理業務を専門家がサポートすることにより、企業の社内DXが推進できるプラットフォームを提供する。
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