オンラインフィットネスサービス「LEAN BODY」 | 総額5.2億円の資金調達、フィットネス企業からヘルスケア企業へ
国内最大級のオンラインフィットネスサービス「LEAN BODY」を提供する株式会社LEAN BODY（リーンボディ）は、総額5.2億円の資金調達を実施したと発表した。新規引受先であるi-nest capital、DBJキャピタル、AGキャピタルのほか、既存株主であるYJキャピタルを引受先とした第三者割当増資、並びに金融機関からの借り入れによるものだという。今回の資金調達により、採用を強化し、コンテンツの拡充やマーケティングへの投資を積極的に行う。
自宅でできるフィットネス動画サービス「LEAN BODY」とは？
「LEAN BODY」は、日本最大級のオンラインフィットネス動画配信サービスだ。厳選された有名インストラクターを採用し、まるでジムに通っているようなレッスンを、いつでもどこでも受け放題。ヨガ、筋トレ、マッサージやストレッチなど、450以上のレッスンを展開している。
資金調達の背景と目的
昨年は、コンテンツの拡充やサービスの認知に伴う会員数の増加に加え、コロナ禍での在宅時間の増加によりオンラインフィットネスの需要が急激に高まり、会員数が昨対比約900％の成長となった。今やオンラインフィットネスは、日本でもフィットネスの1つの選択肢として浸透してきている。
2020年のスポーツジム大手メガロスとの提携により、フィットネス業界のDXに取り組んでいるほか、福利厚生として法人向けのサービスラインナップの提供を開始するなど、大手企業との協業・法人向けサービスの拡充にも注力している。
LEAN BODYのミッションである、「世界中の人々に最高の資産（ココロとカラダ）を」を軸に、健康を促進するヘルスケアベンチャーとして、より多くの人々の健康を支えていけるように、マインドフルネスなどの新規事業の立ち上げも行い、フィットネスベンチャーからヘルスケアベンチャーとしての進化を目指すという。
今回調達した資金は、主に以下に投下するとのこと。
・採用の強化
・サービス改善及びコンテンツの拡充
・マーケティングへの投資
・アライアンスの拡大
・新規事業の立ち上げ
引受先からのコメント
■i-nest capital株式会社 代表取締役社長 代表パートナー 山中卓氏
『現状コロナ禍によってジム通いの自粛や外出機会の減少による運動不足が社会課題となっています。このような状況の中、LEANBODYの提供するサービスは自宅で楽しく続けられるフィットネスプログラムとして支持されており、従来のフィットネスジムの時間・費用・場所の制約を解消するサービスとして益々需要が高まるものと考えています。中山さんを始めとする若い経営チームによる新しいライフスタイル創造への挑戦を全力で応援して参ります！』
■DBJキャピタル株式会社 代表取締役社長 内山春彦氏
『心身の健康のために運動が重要であるとの認識は世に広まっている一方、我が国では現代の都市型の生活を送る人々のニーズにあった運動環境整備は未だ十分ではありません。LEAN BODYは、人々のニーズに合わせて、いつでも・どこでも・楽しく・安価に運動を続けられる環境を多くの人に提供できる可能性に溢れたサービスであり、最高のフィットネス体験を広く提供したいという情熱溢れたメンバーがいることが大きな魅力です。日本のオンラインフィットネス市場を切り拓き、人々の心身の健康向上に貢献するべく、DBJキャピタルもLEAN BODYチームの一員として努力して参ります。』
■AGキャピタル株式会社 投資管理部長 羽生広氏
『LEAN BODYの「世界中の人々に最高の資産（ココロとカラダ）を」というミッションに共感し、一個人として令和版ビリーズブートキャンプに入隊しました。既に3週間継続で２kgの減量、その効果を実感しています。ビリー隊長の日々の励ましは「カラダ」だけでなく外出自粛やリモートワークに疲れた「ココロ」にも効く、ウィズコロナ時代の私のパートナーであると断言できます。AGキャピタルはLEAN BODYの提供するカラダの資産管理プラットフォームに金融系CVCのノウハウでご支援させて頂きます。』
■YJキャピタル株式会社 代表取締役CEO 堀 新一郎氏
『LEAN BODYは昨年、コロナ禍による自宅でのフィットネスニーズの急拡大と令和版ビリーズブートキャンプをはじめとするヒットコンテンツのリリースにより、飛躍的な成長を遂げることができました。自宅で手軽に楽しく健康を維持できるオンラインフィットネスは、アフターコロナにおいてもフィットネス業界の中心となると考えています。国内オンラインフィットネス市場のリーディングカンパニーであるLEAN BODYのさらなる成長に向け、引き続き全力でサポートさせていただきます！』
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