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オイシックス・ラ・大地 | フードイノベーション領域のCVC「Future Food Fund」にモスフードサービスが参画

オイシックス・ラ・大地 | フードイノベーション領域のCVC「Future Food Fund」にモスフードサービスが参画

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安心・安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(以下「同社」)の投資子会社がゼネラルパートナーとして設立した、フードイノベーション領域に特化したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC) ファンド「Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合」(以下FFF)に、リミテッドパートナー(以後 LP)の一つとして、株式会社モスフードサービスが参画する。

FFFは本年10月、日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCを設立した。

モスフードサービスは、日本の食文化や農業の発展に貢献する考えにつながることから、同社のフードイノベーション領域に特化したCVCのFFFに出資することになった。また、同社が運営するサービスブランド「Oisix」と「モスバーガー」ブランドとのコラボレーションについての協議を開始し、2020年春の商品展開を目指す。

モスフードサービスはモスバーガーで使用する野菜の安全性にこだわり、同社とは青果の一部の取引先が同じであるなど、食領域の企業として同社との共通点が多くあるという。

「食の未来に投資する」Future Food Fund について

■フードイノベーション領域で日本唯一のCVCファンド

FFFは、本年10月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドとして設立。国内の食品関連の事業会社や、海外のベンチャーキャピタル・インキュベーターと連携することで、パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスヘア領域への積極的な投資を行い、日本においてのスタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指している。

■商品の販売支援やマッチング支援

スタートアップ企業を成長させ、事業を加速させる仕組みの総称をエコシステムと呼ぶが、同社では「Future Food Fund」による投資だけでなく、6月に開設したECサイト(Oisixクラフトマーケット)でのテストマーケティングやデータ分析、LPとして参加する事業会社の物流や生産、商品開発、マーケティングノウハウの活用など、幅広い実行支援が可能という。

「Future Food Fund」サイトURL:https://www.oisix.com/foodtech/

■同社グループ CVC 提携先について

●KITCHEN TOWN

KITCHEN TOWNは、カリフォルニア州のサンマテオにある、食領域のスタートアップ企業のシェアオフィスを運営している企業。シェアオフィスとともに、レンタルで借りることができる食品製造工場が併設されており、食品で起業するのに最適な環境が整っている。また、サンフランシスコとシリコンバレーの間という立地を生かして、投資家や大企業、大学関係者などとのネットワークを作ることでの支援も行っている。

●Power Plant Venture

Power Plant Ventureは、食に特化したベンチャーキャピタルとして、ロサンゼルスを拠点として活動している。これまでに、代替肉で有名な「Beyond Meat」などに投資実績がある。第1号ファンドを42M$、第2号ファンドが100M$で組成して運営している。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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