WeWork|横浜市と連携し、新たなイノベーションの創出やビジネスの加速を目指す
コワーキングスペースを運営するWeWork Japan合同会社(以下、WeWork)は、2019年8月14日、横浜市との協力・連携を行う覚書を締結したと発表した。「イノベーション都市・横浜」を掲げる同市とともに、以下の5つの柱において連携していくという。
(1) 「イノベーション都市・横浜」とWeWorkのコミュニティを通じた、新たなイノベーションを横浜から創出していくスタートアップの支援
(2) オープンイノベーション・プラットフォーム(LIP.横浜、I・TOP横浜)とWeWorkのコミュニティによる新たなビジネス創出・中小企業のチャレンジ支援
(3) 健康経営のさらなる推進、女性の活躍推進
(4) 横浜への企業誘致等を目的とした国内外での連携
(5) その他、相互に有益なビジネス機会を創出するための情報交換、交流の促進
■提携の背景
WeWorkは、国内5都市に計20拠点を設け、現時点(2019年6月)での会員数は15,000名を超えている。同社は、2018年11月、横浜市内にWeWorkオーシャンゲートみなとみらい拠点(4フロア)を開設した。
WeWorkには、システム開発の「株式会社アットウェア」や、ホームサウンドシステム製品を提供する「Sonos」、新しい学びのコミュニティを創造する「株式会社エドベック」、地元横浜でチョコレート洋菓子の製造販売をしている「チョコレートデザイン株式会社」、さらにシリコンバレー発のエドテック・スタートアップでもあるオンライン英会話の「キャンブリー」など、多彩な企業が入居。各拠点を活用したプロモーションや地域ビジネスのコミュニティを構築している。
同社と横浜市は、今後WeWorkオーシャンゲートみなとみらいを拠点に、WeWorkの持つコミュニティと横浜のコミュニティの交流を促し、イノベーションを創出やビジネスの推進につなげていくという。
■WeWork Japan CEO クリス・ヒル氏のコメント
「この度、イノベーション都市を目指す横浜と、国内では初となる自治体との協力・連携における覚書を締結する運びとなり、大変嬉しく思います。臨港パークの豊かな緑地と横浜の湾岸エリアを眼前に見下ろすことができる、横浜のWeWorkオーシャンゲートみなとみらいを中心に、WeWorkのコミュニティ型ワークスペースを通して様々な交流が生まれることで、横浜のさらなる活性化に貢献できればと考えています。」
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(eiicon編集部)