トヨタ×パナソニック|住宅事業を統合し、新会社設立。次世代型の街づくりを目指す。
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)とパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、合同で記者会見を開き、両社の共同出資会社「プライム・ライフ・テクノロジーズ株式会社」を設立すると発表した。新会社は、2020年1月の立ち上げを予定している。
新たに設立される新会社には、トヨタグループの「トヨタホーム」「ミサワホーム」を移管。パナソニックは、グループ傘下にある「パナソニックホームズ」「パナソニック建機エンジニアリング」「松村組」の子会社3社を移管する。それぞれの強みを活かすことで、次世代型の街づくりを目指していくという。
新会社では、住宅、建設、街づくりの3つの事業を推進する。「トヨタホーム」「ミサワホーム」「パナソニックホームズ」の各ブランドは残しつつ、営業力や調達、設計、製造、物流面では力を合わせていくという。
記者会見において、トヨタの白柳正義執行役員は、さまざまなモビリティサービスにより、街全体の利便性を向上していきたいと語った。一方、パナソニックの北野亮専務執行役員は、デベロップメントとテクノロジーを融合させ、街全体の新たな価値の創出を目指すとの意気込みを語った。なお、新会社の社長には、パナソニックの北野氏が就任する。
トヨタの持つモビリティ分野での知見と、パナソニックの持つ暮らしに関わるテクノロジーを組み合わせることで、これまでになかった新たな街をつくっていくという。
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(eiicon編集部)