1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. CORVIA MEDICAL、心不全患者向け心房シャント治療の持続的有効性と安全性を検証する2年の臨床試験結果を発表
CORVIA MEDICAL、心不全患者向け心房シャント治療の持続的有効性と安全性を検証する2年の臨床試験結果を発表

CORVIA MEDICAL、心不全患者向け心房シャント治療の持続的有効性と安全性を検証する2年の臨床試験結果を発表

jp.prnasia.com

心房シャント療法に関する初の第III相無作為化比較試験による持続的な有効性

マサチューセッツ州トゥックズベリー市(米国), 2023年5月23日 /PRNewswire/ -- 本日、心不全治療の変革を手掛けるCorvia Medical, Inc.は「REDUCE LAP-HF II」無作為化臨床試験の2年にわたる結果を発表し、駆出率が維持(HFpEF)または軽度低下(HFmrEF)の心不全患者において適切に選択したCorvia®心房シャントの安全性および持続的有効性を確認しました。チェコ共和国プラハにて本日開催された、欧州心臓病学会(ESC)2023年度心不全会議において発表された結果は、1年後に臨床的有用性が認められた患者に、2年後においても引き続き有用であることが確認されました。

コペンハーゲン大学循環器科のFinn Gustafsson教授は、「2年間にわたるREDUCE LAP-HF IIの結果はCorvia心房シャントの長期的な安全性を示しており、適切に選択された患者において心房シャントが心不全発生の減少に持続的な臨床的利益をもたらすとする1年間の観察結果を裏付けるものです。「これは、あらゆる心房シャントデバイスに入手可能な最初の長期無作為化データであり、肺血管機能がより正常に近い心不全患者が心房シャントに最適であることを引き続き示唆しています。」

REDUCE LAP-HF IIは、心不全患者における心房シャントの安全性および有効性評価を行う世界初の第III相試験です。本試験は、試験参加者の半数に相当する626名の患者を対象としていますが、過去にレスポンダー群として認識された1年後に心不全イベントの大幅な減少や生活の質(QOL)の改善を認めています。重要なことは、この群では2年経過した時点でも効果が持続していたことです。左右の心房間植え込み型Corvia心房シャントを設置した患者においては、心不全の発生率が偽薬群と比較して50%有意に減少し、またQOLの持続的な改善、心筋症質問票(カンザスシティ心筋症質問票、KCCQ)の総合要約スコアも42%と顕著な改善が示されました。

本試験の共同治験責任者でノースウェスタン大学ファインバーグ医学部のSanjiv Shah医学博士は、「REDUCE LAP-HF II試験の24ヶ月結果は、Corvia心房シャントの安全性と有効性の確かさを証明するものです。現在行われている国際臨床試験により心房シャントに関する知見が深まるにつれ、本装置が心不全患者の多くに長期にわたり大きな利益をもたらす可能性が高いと思っています」述べています。

Corvia Medical社の最高医学責任者を務めるJan Komtebedde氏は、「心房シャントが最適となる心不全患者の特定を強く示唆するレスポンダー群の2年間の成績を非常に嬉しく思います。現在、米国、欧州、オーストラリアの最大60施設で、確認的無作為化偽薬対照試験「RESPONDER-HF」試験にご参加いただく患者様を募集しています。本試験の結果は、この治療法をより多くの患者さんに提供するために必要なもう一つのエビデンスとなるものと考えます」と述べています。 

心不全(HF)とCorvia心房シャントについて

世界で2,600万人以上が心不全を患っており、その大多数が収縮機能の低下した心不全(HFpEF)です。そのため、心血管系医療における治療法の確立されていない最大の疾患に対する医療ニーズとなっています。Corvia心房シャントは、左心房と右心房の間に通路を作ることで、HFpEF患者様の心不全症状の主原因となる左心房圧(LAP)の上昇を抑えて心不全の発生を低減し、QOLの向上を企図するものです。

Corvia Medical, Inc.について

Corvia Medical, Inc.は、新規の経カテーテル心血管系装置により、心不全治療の革命児となっています。2009年に設立され、マサチューセッツ州トゥックズベリー市を本拠とする同社は、心不全治療の標準を変えて患者様が人生を取り戻せるよう尽力しています。Corvia心房シャントは、2019年にアメリカ食品医薬品局(FDA)から「Breakthrough Device(画期的な機器)」の指定を受けました。非公開で、Third Rock Ventures社、General Catalyst Partners社、AccelMed社、Lumira Ventures社、Edwards Lifesciences社、および非公開の戦略投資家から支援を受けています。詳しくは、https://corviamedical.com/をご覧ください。

RESPONDER-HF試験への参加資格に関する情報については、https://treatmyheartfailure.comをご覧ください。

メディアのお問い合わせ

Lisa Ensz

+1 978-654-6120

lensz@corviamedical.com

jp.prnasia.comCision PR Newswire

1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。HP: www.prnewswire.com

Cision PR Newswire

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件


    おすすめブログ

    • うっ血性心不全(CHF)治療装置 マーケット |シェアと範囲のトレンドをナビゲートする

      "うっ血性心不全(CHF)治療装置 市場の概要:うっ血性心不全(CHF)治療装置 市場に関する詳細なレポートは、事業主、マーケティング担当者、利害関係者などのバイヤーが販売を促進し、最終的に 2023 年から 2030 年の予測期間の業界の成長に影響を与えるのに役立ちます。レポートは、市場に影響を与える主要な推進要因について詳しく説明しています。 必要な統計広告の価値を伴う業界の成長。うっ血性心不全(CHF)治療装置 市場 のサンプル コピーを入手する @ https://marketresearchcommunity.com/sample-request/?rid=3179うっ血性心不全(CHF)治療装置の市場規模は2021年に132億7000万米ドルと評価され、予測期間(2023年から2030年)中に5.5%のCAGRを記録し、市場は2030年までに203億7000万米ドルの価値があると予測されています。さらに、レポートに含まれるインフォグラフィックは、企業が世界中のさまざまな業界やさまざまな地域の各製品タイプに対する消費者の需要を追跡するのに役立ちます。 したがって、ビジネスオーナーは消費者の購

      9ヶ月前

    • リウマチ性多発筋痛症の治療市場:驚くべき13.2%のCAGRで拡大すると予測され、将来の機会を発表する

      リウマチ性多発筋痛症の治療 2030年までの市場産業予測調査報告書は、基準年2023年の世界リウマチ性多発筋痛症の治療市場の規模と2024年から2030年の間の予測を発表しています。そしてアプリケーションセグメントは、グローバルおよびローカル市場向けに提供されています。レポートは、アプリケーションと地域の観点から分類することで、世界リウマチ性多発筋痛症の治療市場の全体像を把握しています。これらのセグメントは現在および将来の傾向によって調べられます。地域区分は、北米、アジア太平洋地域、ヨーロッパ、および中東におけるそれらの現在および将来の需要を取り入れています。レポートは総称して各地域の市場の特定のアプリケーションセグメントをカバーしています。リウマチ症治療市場の規模は2022年に183百万米ドルと評価され、2030年までにXXに達すると予測されており、2023年から2030年までのCAGR 13.2%で成長しています。PDFサンプルコピー(目次、表、図を含む)を入手する @https://www.marketresearchupdate.com/sample/406973主要メーカーの詳細:F. Hoffma

      ソメーシュ・ニカム

      9ヶ月前