フードシェアリングサービス「TABETE」を運営するコークッキング、静岡県浜松市と食品ロス削減に向けた実証実験へ
株式会社コークッキング (以下、コークッキング)は、静岡県浜松市と「食品ロス削減に向けた実証実験に関する協定」を締結し、6月20日に浜松市役所本庁舎にて、締結式を行ったことを発表した。
コークッキングは、飲食店や販売店でフードロスとなる恐れのある食事を、アプリで出品・購入できるフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を展開している企業だ。この仕組みにより、“まだ安全に美味しく食べられるのに捨てざるをえない状況”にある飲食店の食事を、消費者が1品から美味しく・お得に食べることができる。
本協定により、浜松市での食料品提供事業者から出る「食品ロス」を削減することを目的として、「TABETE(タベテ)」を活用した実証実験を推進していく。
■本協定における両者の役割
【コークッキング】
(1) 同市内のTABETE登録店舗やTABETEユーザーのサポート対応
(2) サービス利用状況に関するデータの提供
(3) 飲食店舗向けセミナーの企画・実施 など
※「TABETE(タベテ)」 https://tabete.me/
【浜松市】
(1) 実証実験のフィールドの提供
(2) 住民や市内で働く人々へのサービス利用に関する呼びかけ
(3) 市内の飲食店や関連企業へのTABETEへの参加に関する呼びかけ など
なお、浜松市では現在、「ごみ減量」の取り組みを推進しており、“一人1日当たりの家庭系ごみ排出量が最も少ない政令指定都市を目指す”とする「ごみ減量天下取り大作戦」などを実施している。
「TABETE」を活用した実証実験を行うことで、同市内の飲食店等における食品ロス削減にもつなげる狙いだ。今後の予定としては、7月より浜松市民および市内勤務者を対象として、TABETE登録モニターを募集するという。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)