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フードシェアリングサービス「TABETE」を展開するコークッキング、資金調達を実施

フードシェアリングサービス「TABETE」を展開するコークッキング、資金調達を実施

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フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を展開する株式会社コークッキングは、DDHoldings Venture Capital・中国電力株式会社・kemuri ventures・中川成久氏等を引受先とした資金調達を実施した。今回の調達はプレシリーズAラウンドのサードクローズとなる。

資金調達の背景と目的

日本では年間約612万トンの食品ロスが発生しており、食品ロスの削減は喫緊の課題だという。

フードシェアリングサービス「TABETE」は、飲食店や小売店で廃棄の危機にある食事と、テイクアウト購入をしたい消費者とを直接マッチングさせる仕組みによって、食品ロス発生を水際で防いでいる。

併せて、商業施設内の店舗が当日の営業を終了した時点で余っている商品等を買い取って従業員向けに再販売する仕組み「TABETE レスキューデリ」を展開。営業時間内にロスを減らせる「TABETE」との相乗効果で、多くの中食店が集う施設内でさらなる食品ロス削減を目指している。

2020年秋からは食品ロスになりそうな食べ物を全国からレスキューできる直送サービス「TABTE レスキュー掲示板」も始動させ、生鮮食品等の食品ロス削減においても着実に成果を上げているという。今回の資金調達により、「TABETE」サービス開発の強化や展開エリアの拡大、TABETEレスキューデリ、TABETEレスキュー掲示板の規模拡大を通じて提供価値を最大化していくという。

新たな出資者からのコメント

■株式会社DDホールディングスベンチャーキャピタル 取締役 斉藤 征晃 氏

フードロス問題を抱える飲食業界に対してソリューションサービスを提供するCoCookingと川越社長をサポートさせて頂きます。

飲食店舗運営企業として、CVCを通じた今回の出資、当社グループが持つ店舗を始めとした飲食事業が抱える課題の意見交換等を通じて、CoCookingの成長並びに業界のサステナビリティに寄与できればと考えています。

■中国電力 経営企画部門 エネルギア創造ラボ長 岡成 健司 氏

食品ロス削減は、SDGsの目標にも掲げられ、また、2019年10月に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行されるなど重要な社会課題となっています。おいしい食品をお得に楽しみながら食品ロス削減に貢献できるコークッキングのサービスは、こうした社会のニーズに合致し、今後大きな成長が期待できることから、今回出資させていただきました。現在首都圏を中心に利用が拡大しているコークッキングのサービスが、今後全国に広がっていくことを期待しています

■食の未来ファンド(運営会社:kemuri ventures)代表パートナー 岡田 博紀 氏

フードロス削減に取り組むサービス「TABETE」は、「食の未来ファンド」ミッションの一つである「サステナブルな世界を次世代に(SDGs)」に繋がると期待しています。コークッキング社の優秀な20代の経営チームを、フードテック特化型ファンドらしく、経営面と事業面でサポートを行っていきます。今回ご一緒させていただく他株主の方々との共創も楽しみです。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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