1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. 神戸市教育委員会、制服リユースで社会実験 制服フリマ「UNINOWA」を市立中学校62校で展開、運営パートナーにカンコー学生服
神戸市教育委員会、制服リユースで社会実験 制服フリマ「UNINOWA」を市立中学校62校で展開、運営パートナーにカンコー学生服

神戸市教育委員会、制服リユースで社会実験 制服フリマ「UNINOWA」を市立中学校62校で展開、運営パートナーにカンコー学生服

0人がチェック!

神戸市教育委員会が進める「神戸モデル標準服リユースシステム導入社会実験」において、菅公学生服株式会社(以下、カンコー学生服)が運営パートナー事業者に選定された。これに伴い、同社が運営する制服専用フリマサービス「UNINOWA(ゆにのわ)」が、2026年1月下旬より神戸市立中学校62校を対象に運用を開始する。

今回の取り組みは、UNINOWAとして初となる「学校の枠を超えた全市的なリユース」の実証だ。卒業やサイズアウトにより不要となった制服を、市内全体で循環させる仕組みを構築することで、保護者の経済的負担軽減と環境負荷の低減を同時に実現する狙いがある。

共通デザインだからこそ可能になった「全市リユース」

UNINOWAは、卒業や成長により着用しなくなった制服を、保護者同士で安心・安全に売買できる制服専用のフリマサービスだ。2025年3月の提供開始以降、「同じ学校の保護者同士」での取引を前提に展開されてきた。

一方、神戸市では物価高騰への対応や多様性への配慮を目的に、2023年度から市内中学校で共通デザインの「神戸モデル標準服」を導入している。この共通仕様を生かし、市全体でリユースを可能にする社会実験として今回の取り組みが企画された。カンコー学生服は、UNINOWAの運営ノウハウを通じて、この全市型リユースの実装を支援する。

社会実験の概要と運用方法

社会実験の実施期間は、2026年1月下旬から2027年5月末までを予定。対象は神戸市立中学校62校で、全員着用校36校、希望者着用校26校の在校生が対象となる。対象アイテムは、ブレザーやスラックス、スカート、シャツ、ニット類、ネクタイ・リボンなど神戸モデル標準服一式だ。

運用はUNINOWAを通じて行われ、保護者間で直接売買が可能。学校へのポスター掲示や、学校・家庭・地域をつなぐ連絡システム「すぐーる」を通じた周知も行われる。バザー開催の負担を軽減しつつ、必要なタイミングで必要なサイズの制服を入手できる点が特徴だ。

持続可能な制服運用モデルの全国展開も視野に

UNINOWAは、学校ごとの登録制や匿名配送など、プライバシーと安全性に配慮した設計を採用している。導入費や月額使用料は不要で、制服メーカーが学校の許諾を得て運営する点も大きな特徴だ。

今回の神戸市での実証を通じて、自治体共通型制服における持続可能なリユースモデルの確立を目指すカンコー学生服。今後は、同様の制服制度を導入する全国の自治体への横展開も視野に入れ、制服を「使い切る」から「循環させる」時代への転換を後押ししていく考えだ。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件