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新潟県初 三条市の公立保育施設9園でBABY JOBが「手ぶら登園(R)」実証開始 保育士専用設計のおむつで負担軽減へ

新潟県初 三条市の公立保育施設9園でBABY JOBが「手ぶら登園(R)」実証開始 保育士専用設計のおむつで負担軽減へ

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保育所おむつ定額サービス「手ぶら登園」を提供するBABY JOB株式会社は2025年9月、新潟県三条市の公立保育施設全9園において、紙おむつとおしりふきのサブスクリプションサービス「手ぶら登園(R)」の実証実験を開始する。今回は、保育士の声を反映した“使いやすさ”にこだわった専用おむつを採用。新潟県内の公立保育施設では初めての試みとなる。

朝の支度をもっとラクに

これまで、保護者は紙おむつ1枚1枚に名前を書き、毎日5〜6枚を持参していた。忙しい朝には大きな負担となり、園でも子どもごとのおむつ管理に時間がかかっていた。

「手ぶら登園(R)」は、保育施設に直接おむつとおしりふきが届く仕組み。持参や記名の必要がなくなり、保護者は朝の支度に余裕が生まれる。園でも管理作業が減り、その分、保育士は子どもと関わる時間を増やせる。実証期間は2カ月間で、利用料はBABY JOBが全額負担する。

現場目線で工夫された専用おむつ 交換がラクになる、小さな工夫

導入される専用おむつは、サイズ表示を大きく見やすくし、色分けで在庫確認も容易になっている。おむつ本体にもサイズが印字されているため、少し覗くだけで交換時に確認できる。こうした工夫は、日々の保育をスムーズにし、交換ミスの防止にもつながる。

BABY JOBは「小さな工夫が、保育士さんの安心と時間を生み出す。そんなおむつを届けたい」としている。保護者からは「おむつの買い忘れで慌てることがなくなった」「名前書きがなくなり、朝が少し穏やかになった」との声が。保育士からも「管理の負担が減って保育に集中できる」「迷わず交換できるので子どもにとっても快適」と好評だ。

「手ぶら登園(R)」全国8,200園に広がる安心サービス

「手ぶら登園(R)」は、日本初の保育施設向け紙おむつ・おしりふき使い放題サービスとして2020年にスタート。2025年6月時点で全国8,200以上の施設に導入されている。

同社はほかにも、昼寝用コットカバーや食事用紙エプロンのサブスク、キャッシュレス決済サービス「誰でも決済」、施設検索サービス「えんさがそっ♪」など、子育て家庭と保育現場の“ちょっと困った”を減らす取り組みを続けている。三条市の滝沢亮市長は「保護者の声を受け、9つの公立保育所でおむつサブスクを導入する。これからも地域全体で子育てを応援していきたい」とコメント。今回の実証が、保護者と保育士のどちらにも嬉しい変化をもたらすことが期待されている。

関連リンク:プレスリリース 

(TOMORUBA編集部) 

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