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アスエネ×日本生命 | 企業の脱炭素経営を促進するため業務提携契約を締結

アスエネ×日本生命 | 企業の脱炭素経営を促進するため業務提携契約を締結

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アスエネ株式会社と日本生命保険相互会社は、企業の脱炭素・サステナブル経営を促進し、ネットゼロ社会を実現するために業務提携契約を締結した。なお、クライメートテック企業との業務提携は生命保険業界初となる。

業務提携の背景

脱炭素へ向けた動きはグローバルに加速しており、特に上場企業においては、財務情報だけではなく気候関連財務情報(GHG排出量の指標、削減対策、リスク・機会分析など)の開示が求められるようになっている。また、製造業などサプライチェーンで大企業と取引のある中小企業にも今後CO2見える化や削減対策が求められているという。

同社の「アスエネ」は、企業・自治体を対象に、GHGプロトコル*におけるScope1-3*のサプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスとSX*コンサルティングを行っている。強みである脱炭素のワンストップソリューションにより、企業の脱炭素経営推進に向けた包括的なサービスを提供している。現在、「アスエネ」はCO2可視化サービスにおいて日本最大級*の導入実績を誇っており、大手企業を中心に4,000社以上の顧客に活用されているという。

日本生命では生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、ニッセイ・サステナブルファイナンスの取り扱いを開始。顧客の脱炭素経営やサステナブルファイナンスの取り組みをさらに加速させるため、同社と業務提携契約を締結したという。クライメートテック企業と国内大手生命保険会社の業務提携は国内初となる。

同提携を通じて、持続可能な社会の実現と投融資先の企業価値向上への貢献と持続可能な社会の実現に貢献していくという。

* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準

* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分

Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量

Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量

Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量

* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える

業務提携内容

今回の提携では、同社によるCO2排出量の見える化・削減の実績や多数のコンサルティング実績を活かした脱炭素経営の支援と日本生命のニッセイ・サステナブルファイナンスによる資金面からのソリューションを顧客に提案するという。両社は、同連携を通じ、企業の脱炭素経営と持続可能な社会の実現に貢献していくという。

<各社の役割>

・アスエネ

 CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」の提供

 SXコンサルティング(CO2見える化・削減、CDP・TCFD・SBTiなどのイニシアチブ報告)の提供

・日本生命

 顧客への各種商品・サービスの提案

 ニッセイ・サステナブルファイナンスの提供

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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