グローバル向け算数学習スマホアプリを展開するMathmaji、シードラウンドで1.1億円の資金調達を実施
株式会社Mathmajiは、株式会社mint、SEVEN、株式会社旺文社ベンチャーズ他を引受先とする、J-KISS型新株予約権の発行および第三者割当増資により、資金調達を行い、シードラウンドを完了した。当該資金調達により、累計調達額は1.1億円となった。
株式会社Mathmajiは、今年3月から5月に、グローバル向け算数学習アプリ「Mathmaji」のβ版をもとに、アメリカでユーザーテストを実施。このβ版の結果およびサービス計画が評価され、今回の資金調達につながった。
ユーザーテストでは、短期間で複数の単元を子どもが学習し、高い学習効果が見られ、テストに参加した多くの利用者から、利用継続や追加コンテンツを希望する声をもらい、同サービス開発へと進んだという。
今回調達した資金によって、プロダクト版の開発を加速させ、初期のターゲット市場となる米国で、ユーザーを獲得するためのマーケティング・プロモーション活動を推進していく予定。
資金調達概要：調達先一覧
・株式会社mint
・SEVEN
・株式会社 旺文社ベンチャーズ
・東都化学工業株式会社
・株式会社たぐち事務所
・スマートテクノロジーズ株式会社
・個人投資家など
代表コメント
・株式会社Mathmaji 代表取締役 廣瀬康令氏
日本の優れた教育コンテンツは、世界の子どもたちを救うことができる――その信念のもと、2021年8月に株式会社Mathmajiを創業し、グローバル向け算数学習スマホアプリ「Mathmaji」の開発に取り組んでまいりました。そして多くの方にご賛同いただき、本日までのシードラウンドにおいて1億1,100万円の資金調達を達成いたしました。ご支援頂いた皆様に深く感謝申し上げます。スマホアプリ「Mathmaji」は、米国でのユーザーテストで好評を得たことを弾みに、新バージョンの開発、対象学年の拡大を進めてまいります。ご支援頂いた皆様と力を合わせ、海外市場を開拓し、日本の教育を世界にアピールしてまいります。
各投資家からのコメント
・株式会社mint 代表取締役 白川 智樹氏
日本の強みである「算数教育」を、Day-1からグローバルで普及させていくことに挑戦するMathmaji社のビジョンに共感し、ご出資の機会をいただきました。合わせて、このテーマに長きに渡って取り組まれてきた代表の廣瀬さんはもちろん、教育領域に強い想いのあるチーム・サポーターが揃っていることがMathmajiのユニークさだと感じています。日本の教育コンテンツが世界に広がっていくことを微力ながらサポートしてまいります。
・SEVEN ファウンダー 山本 敏行氏
Mathmajiは、日本をベースにした独自の算数教育コンテンツに、AIをはじめとする最新の技術を掛け合わせた、これまでにない、「算数教育」アプリです。最初からグローバル市場に目を向け、米国を第一の進出先としてチャレンジしていく姿に、自身でも米国展開をやっていたことがあることから共感すると共に全力で支援したいと思っています。すでに米国でのプロダクト検証も終え、素晴らしい結果を出しているので、今後のGo to Marketに期待してます！
・株式会社旺文社ベンチャーズ プリンシパル 岡崎 祐樹氏
この度、株式会社Mathmajiへの出資をさせていただきました。子どもたちの教育環境は国や家庭状況により様々ですが、日本の優れた教育カリキュラムを、国境を越えて多くの子どもたちへ届けるという意欲的なコンセプトに強く共感致しました。日本の教育産業に長年携わる弊社としましても、Mathmaji社のお取組みとご一緒できることを楽しみにしています。
・東都化学工業株式会社 代表取締役 上光 常隆氏
この度、株式会社Mathajiへの出資をさせていただきました。教育サービスをグループ会社に抱える弊社としても、日本の優れた教育カリキュラムを、世界の子どもたちへ届けることに意義があると考えています。「誰かがやらなくてはならない」という強い使命感を持って、米国から世界を狙うという、野心的な挑戦を後押ししたいと思います。
関連リンク：プレスリリース
