EAGLYS×TIS | 秘密計算を利用したサービス検討に向け資本業務提携を発表
EAGLYS株式会社とTISインテックグループのTIS株式会社は、資本業務提携を締結した。今回の資本業務提携を通じ、秘密計算を利用したデータコラボレーション、データ活用を推進する新サービスの提供を共同で検討するという。
昨今、生成AI(Generative AI)が大きな話題となっており、各企業はその可能性に注目している。生成AIは、与えられたデータから新たな情報やコンテンツを生成する能力を持ち、AI・データ活用やDX推進テーマの中で広範な応用が期待されてる。特に、企業内のプライベートデータを活用することで、業務改善・競争力向上や市場変化への適応など、様々な利点が見出されてる。一方でプライベートデータは、情報の秘匿性・セキュリティや法的規制・プライバシー等の制約により容易に活用できない。
EAGLYSでは、プライベートデータを安全かつ効率的にアクセス・活用するためのAI・セキュリティ技術の研究開発に取り組んでいるという。また、秘密計算をはじめとする暗号技術・プライバシー強化技術を用いてAI・データ活用向けに共通基盤化した Private AI プラットフォームの開発、それを応用したインダストリープロダクトを開発している。今回、日本の大手IT企業であるTISとの資本業務提携により、秘密計算を利用したPrivate AIの更なる技術展開を行いつつ、既存ならびに新規業界での積極的な協業を進めていくという。
▲上写真:インダストリーの一次情報アクセス・AI活用・運用を容易にする”EAGLYS Private AI プラットフォーム”
同件に関するコメント
EAGLYS株式会社 代表取締役社長 今林広樹氏
TIS様とは以前より、秘密計算と量子暗号通信の技術連携、高セキュリティ水準データ連携環境の構築実証実験もご一緒させていただいておりましたが、重ねてこの度、資本業務提携まで進めていただけたことを幸いに感じております。EAGLYSとしても、Private AI プラットフォームの開発および、TIS様とのオープンイノベーションを通じて、業界のデータ連携・データ活用における課題の解決や新規事業創出に貢献できれば嬉しく思っております。
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