⾃然エネルギーの爆発的普及を実現する「株式会社パワーエックス」 9.2億円の資金調達を発表
自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において新規事業を展開する株式会社パワーエックスは、5月に発表したシリーズAラウンド前半の続きとして、伊藤忠商事株式会社、森トラスト株式会社、電源開発株式会社、Frontive Holding、合同会社K4 Ventures等を中心とした投資家を割当先とする第三者割当増資により、シリーズAラウンド後半で9.2億円の資金調達にかかる契約を締結した。併せて、調達総額約50.7億円でシリーズAラウンドが完了したという。
同ラウンド後半の参加投資家(敬称略)
・伊藤忠商事株式会社
・Frontive Holding
・森トラスト株式会社
・電源開発株式会社(J-POWER)
・合同会社K4 Ventures(関西電力グループ)
・その他事業会社
今後の事業展開
昨今、世界的に脱炭素化の取組みが強化されている中、日本国内では、太陽光や風力などの変動電源の更なる導入拡大とともに、電力需給の逼迫の回避および電力の安定供給を実現するため、調整力を持って必要に応じた充放電できる蓄電池が不可欠となる。
今回の資金調達により、同社は展開する自然エネルギーの蓄電・送電事業を支える、大容量、高性能、低コストの大型蓄電池の製造販売及びサービス提供を本格的に推進していくという。先月発表された国内蓄電池組立工場「Power Base」の建設をはじめ、各蓄電池製品の詳細や蓄電池を活用した「トータル・エネルギー・ソリューション」の事業展開について今後順次発表する予定だという。
今後も、自然エネルギーの圧倒的普及に貢献できるよう、シリーズAラウンドに参加した投資家と共に、脱炭素社会の実現において重要な役割を果たす蓄電と送電技術の進化をさらに加速させていている。
▲PowerX EV超急速充電器「Hypercharger」
▲PowerX 定置用蓄電池「Mega Power」
関連リンク:プレスリリース