IoTスマートホームデバイスを提供するCANDY HOUSE JAPANが、総額5億円の資金調達を実施
スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを展開するCANDY HOUSE JAPAN株式会社は、伊藤忠商事株式会社、株式会社Wiz、Apaman Network株式会社等を引受先とした第三者割当増資によって、未発表だった資金調達を含めて総額5億円の資金調達を実施した。
今回の資金調達の背景と目的
同社はスマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを中心に、IoTスマートホームデバイスを低価格で提供してきた。今回の資金調達により、人々の生活をより一層快適に変革するAIoT、ロボティクス製品の開発を加速させ、高品質な製品をより安価な価格で提供していく。また今後、デバイスから収集したデータを活用し、様々な社会課題を解決することを進めていくという。
資金調達の引受先(順不同)
今回の増資の主な引受先は以下の事業会社。
・伊藤忠商事株式会社
・株式会社Wiz
・Apaman Network株式会社
各社からのコメント
■伊藤忠商事株式会社 執行役員 情報・通信部門長 梶原 浩氏
伊藤忠商事は中期経営計画「Brand-new Deal 2023」の中で、基本方針として「マーケットインによる事業変革」を掲げております。IoTスマートホーム市場において、家ナカ/中小企業のDX化のキラーデバイスとなり得るスマートロックに強みを持ち、市場の声をいち早く拾って即座に製品開発に生かすCANDY HOUSE JAPAN社の経営姿勢に魅力を感じ、第三者割当増資の引受に合意いたしました。当社及びグループ会社のコネクシオ株式会社等で取り扱うモバイル関連サービスとのシナジー創出を通じ、ビジネスの効率化や豊かな生活への一層の貢献を目指してまいります。
■株式会社Wiz 代表取締役 山崎 俊氏
キャンディハウス様と資本業務提携できて、とても嬉しいです。CANDY HOUSE JAPAN社 代表取締役のジャーミン(古哲明)さんより、WizをIT商社かつSaaS企業にする!という熱い想いをいただき、弊社の事業シナジーも高く感じたため、今回、出資させてもらうことになりました。キャンディハウスが作り上げるIOT商材を、Wizの販売網と商品群を活用し強固なビジネスモデルを作り上げ拡販を目指します。是非とも、皆さま、ご期待ください。
■Apaman Network株式会社 アライアンスチーム 副本部長 富田 保徳氏
コロナ禍により社会のデジタル化が加速する最中、賃貸不動産業界も例外なくオンライン接客などのデジタル化が着実に進んでおります。その過程において同社商品のスマートロックの存在は価格、利便性などに非常に大きな効果が期待出来るため、弊社グループ及び加盟店の1000店舗を超える日本一の賃貸不動産ネットワークにより、同社の売上に貢献して参ります。
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