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保険加入者の35%が抱える社会課題解決に向けて保険管理アプリを提供する『IB』、総額2億円超えの資金調達を実施

保険加入者の35%が抱える社会課題解決に向けて保険管理アプリを提供する『IB』、総額2億円超えの資金調達を実施

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保険の請求もれをなくす保険管理アプリ『保険簿』を提供する株式会社IB(以下「同社」)は、千葉道場ファンド、SMBCベンチャーキャピタルなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額2億円超えの資金調達をした。


▲紙での管理からアプリでの一括データ管理で請求もれを防ぐ

背景

【隠れた社会課題“請求もれ”】

自分や大切な家族が、いざという時にお金に困らないよう加入する保険。

保険の請求もれは、その保険が必要な時に活用できず、負担を増やしたり選択肢を狭めてしまう社会課題。

特に近年、水害や地震による被害が深刻化している中、金銭面の備えである保険が活用しやすい状態にあるかは、心理面にも影響する。

 

【請求もれが引き起こす課題】

実際に東日本大震災や西日本豪雨などの災害では、津波や水害によって家屋とともに多くの保険証券が紛失した。

保険証券を紛失した場合でも保険金は請求できるが、陥りやすいのが「契約先が分からず何処に連絡してよいかわからない」「保険の契約内容が分からず、保険金がもらえるのかどうかが分からない」といった事態になること。保険金は原則として、契約者本人が請求して支払われるもの。取扱い代理店や契約先の保険会社すら把握できない場合には、生命保険・損害保険の各協会へ問い合わせを行い照会を待つしかない。(照会結果判明までに2週間程度)

非常事態下で、この状況は生活再建の遅れになるだけでなく、心理的にも大きな負担となる。

これから水害も多くなる時期、いざという時に困らないためにも、保険管理の見直しが求められる。


▲さらに加入者のうち21%は加入する保険会社がどこかすらも全ては覚えていないと回答

【請求もれを防ぐアプリ「保険簿」について】

このようないざという時の課題を解決するアプリが「保険簿」。

保険簿は、あらゆる保険を簡単にデジタル管理することが可能。また、契約者本人だけでなく、その家族が困らないためにも家族での管理・共有の仕組み化を便利に行え、請求もれを防ぐことができる。



また現在、保険簿を生命保険・損害保険等の垣根を超えた業界横断のプラットフォームへと発展させる取り組みも複数の保険会社と推進している。

目的

今回の資金調達では、同社が取り組む社会課題の解決と巨大市場である保険業界を顧客視点で DXするプラットフォーム構想が高く評価された。

同社は、巨大市場の変革のため保険業界内外と協力しながら新しい保険管理・手続きの仕組みの構築を目指し、お金と人生に関わる社会課題”請求もれ”を解決するサービスを生み出す。そのためにもより強いチームを創るために調達した資金を活用するという。

引受先からのコメント

■千葉道場ファンド キャピタリスト 廣田航輝氏

井藤さんの掲げる、まっすぐにユーザーに寄り添った「保険の請求もれのない社会へ」というビジョンにご一緒させて頂く事になりました。

保険という巨大マーケットの中にある「請求漏れ」という大きな課題に対してにチャレンジするIB社を千葉道場ファンドとしても支援させて頂ければと思います。

■SMBCベンチャーキャピタル 投資営業第四部 次長 中野哲治氏

井藤さんから保険簿について初めてお伺いした際、一人のユーザー目線で、「こんなアプリを待っていた!」というのが率直な感想です。直ぐにアプリをDLし、家族の保険含めて管理しています。

また、保険の「請求漏れ」といった保険会社・ユーザー双方にとっての大きな課題に対して、「保険募集を行わない中立的なポジション」で同領域のデジタル化を推進するという、保険業界を知り尽くした井藤さんならではのアプローチにも大変共感しました。IB社のチャレンジを、SMBCグループ一丸となって支えて参ります。

■広島ベンチャーキャピタル アソシエイト 友重圭雅氏

保険の請求漏れをなくすという業界の大きな課題に挑む社会意義のあるビジネスに共感して、この度出資をさせていただきました。

徹底的な顧客基点のサービスであり、業界の新しいインフラとなる可能性を秘めているとともに、井藤社長をはじめチームメンバー皆様の事業に対する熱い想いとやり抜く力に大きな魅力を感じております。

我々も今後の展開を精一杯サポートして参ります。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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