静岡新聞社・静岡放送、新規事業開発とCVCを担う新会社「FUJIYAMA BRIDGE LAB」設立
株式会社静岡新聞社と静岡放送株式会社は2022年4月1日、グループ会社としてFUJIYAMA BRIDGE LAB(株)を立ち上げた。代表取締役には大石剛氏、取締役に阿部満氏、松本真尚氏が就任。
社名には、静岡発、日本発であることと海外での展開を鑑みて海外でも知名度の高い富士山こと、FUJIYAMAを使用し、さらにBRIDGEには、人と人をつなぐ、地域とつなぐ、企業とつなぐ、その架け橋になっていきたいという強い想いが込められている。
①新しい価値・サービスの創造
②企業・事業との協業を積極的に推進
③地域社会に対する価値提供への約束
上記3つを新会社として提供できるように事業を拡大していくという。
FUJIYAMA BRIDGE LAB(株)の事業は新規事業開発と有望なベンチャー企業等への投資(CVC)が2本柱となっている。
新規事業開発チームは2021年1月に立ち上げた静岡新聞社・静岡放送の社内組織Future Creation Studio(未来創造工房)を移管し、継続して活動している。社内コミュニケーション活性化サービス「GOFUN!」の開発、カルチャースクール・SBS学苑を活用した「biima Sports静岡」の展開などが進行中。その他の事業アイデアも鋭意検証中であり、CVCは6月設立に向けて現在準備中だという。
【会社概要】
社名:FUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社
代表者:大石 剛氏
取締役:阿部 満氏
取締役:松本 直尚氏
監査役:風間 隆男氏
本社:静岡市駿河区登呂3−1−1
東京オフィス:東京都港区虎ノ門1−17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F
資本金:5,000万円(資本準備金含む)
新会社ロゴ
社名にも使用した「FUJIYAMA:富士山(上)」と「BRIDGE:架け橋(下)」で大きな正円を描き、 同社社員だけでなく、協業先や地域の住民の想いを無限に膨らませるシンボルとなっている。また、コーポレートカラーとして、紺藍(こんあい)を使用している。何度も塗り重ねられて生まれた日本の伝統色を使用することで、これから歴史を重ねていく決意が込められている。
新規事業の取り組み
■GOFUN!
「GOFUN!」は、社員同士の価値ある結びつきを提供するコミュニケーション活性化サービス。
多くの企業が抱えている、社内コミュニケーションの課題を、最適シャッフルマッチングと、たった5分間の1on1のビデオ通話で解決につなげる。社内コミュニケーションが活性化すると、企業の人事・組織課題の解決にもつながる。
現在は、パートナー企業セールス実施中で、段階的に企業数を増やしたのちローンチする予定だという。
■biima sports
biima sportsは最新のスポーツ科学と21世紀型幼児教育学を融合した総合キッズスポーツスクール。2021年10月に株式会社biimaとパートナーシップ契約を締結し、静岡市に「SBS静岡校」をSBS学苑の講座として新規開校。現在約20名の会員が利用中。今後、会員数拡大、開催レッスン数の増大、県内他エリアへの新規校舎開設、出張イベントの開催などに取り組んでいくという。
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