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アクプランタ、米カリフォルニア州で農業資材「スキーポン」のトマト実証試験を開始 高温・乾燥ストレス対策で米国展開を加速

アクプランタ、米カリフォルニア州で農業資材「スキーポン」のトマト実証試験を開始 高温・乾燥ストレス対策で米国展開を加速

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植物の高温・乾燥ストレス耐性を高める農業資材「スキーポン」を開発・販売するアクプランタ株式会社は、米国カリフォルニア州において、同社の農業資材「Skeepon(スキーポン)」を用いたトマトの実証試験を今シーズンも開始した。現地の大学や研究団体との連携を強化し、より精度の高いデータを蓄積することで、米国市場での普及拡大を目指す。

加工用トマトの一大産地・カリフォルニアで実証

今回の実証試験は、加工用トマトの一大産地であるカリフォルニア州のセントラルバレーを中心に、現地の農業法人や農家の圃場などで実施されている。

同州は南北に長く、地域によって気候や栽培環境が異なる。そのため、複数地域で試験を行い、環境条件ごとの効果を検証することが、現地生産者への提案力強化につながると同社は見ている。

今シーズンからは、カリフォルニアのトマト生産者による業界団体とも新たに連携する。同団体を通じて、現地の研究者や農業法人の紹介を受け、米国のトマト産業の実態に即した形で、Skeeponの効果検証を進めていく方針だ。

単なる製品導入にとどまらず、生産現場や研究機関、業界団体と一体となってデータを積み重ねることで、米国市場における信頼性の高い導入モデルの構築を狙う。

酢酸の作用で植物の高温・乾燥耐性を高める

スキーポンは、酢酸、いわゆる酢の主成分の作用を活用した農業資材である。植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水などへの貢献が期待されている。

気候変動の影響により、世界各地で高温や干ばつによる農業生産へのリスクが高まる中、こうした環境ストレス対策は、農業分野における重要なテーマとなっている。

理研発の研究成果をもとに事業化

アクプランタは、創業者で代表取締役CEOの金鍾明氏が、理化学研究所の研究員だった2017年に学術誌「Nature Plants」で発表した、植物の高温・乾燥耐性を高める酢酸の作用に関する研究成果をもとに設立されたアグリバイオスタートアップだ。

現在は、気候変動や減農薬・減化学肥料への需要の高まりを背景に、国内外でスキーポンの実証・販売を進めている。

国外では米国やウガンダなど14カ国で実証実験を展開。国内では全国のJAなどを通じて製品販売を行うほか、群馬、愛知、和歌山、三重などの各県農業試験場や農業普及所、全国の農家、農業グループ、企業などと連携し、実証試験に取り組んでいる。

米国を重点市場に、持続可能な農業生産へ貢献

2026年は、現地パートナーとの連携をさらに深め、米国市場への本格展開に向けた説得力あるデータ蓄積を優先課題に据える。

気候変動による農業生産の不確実性が高まる中、同社は米国を重点市場の一つと位置づけ、生産者・研究者・業界団体と連携しながら、スキーポンの普及を推進。持続可能な農業生産への貢献を目指していく。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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