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気候テックで脱炭素化を推進するbooost technologiesが総額12億円の資金調達をシリーズAで実施

気候テックで脱炭素化を推進するbooost technologiesが総額12億円の資金調達をシリーズAで実施

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CO2排出量可視化・脱炭素化クラウド『ENERGY X GREEN』(エナジー エックス グリーン)等を展開するbooost technologies株式会社は、グロービス・キャピタル・パートナーズをリードインベスターとして、東京大学エッジキャピタル(UTEC)、 NTTドコモ・ベンチャーズから総額12億円の資金調達をシリーズAで実施した。

今後、調達した資金を活用し、プロダクトの強化、採用・組織体制強化を図る。具体的には、2022年4月よりプライム市場において、非財務情報の開示義務化が求められる上場企業を中心に、サービス導入が加速しており、今後、さらなる脱炭素化を加速させるため「『ENERGY X GREEN』のプロダクト強化」「アライアンス・パートナーシップの強化」、「導入先のお客様に対する支援体制の強化」を行っていくという。

同社のビジネスとプロダクト

同社は、「次世代に誇れる未来を創造し、社会のために役立つテクノロジー集団」であることをビジョンとして掲げ、その達成に向けてカーボンフリーな未来の実現を目指している。

創業後、CO2フリー電力等の調達や供給を可能とするクラウド型エネルギーマネジメントシステム 「ENERGY X」を提供開始。2021年には、エネルギー分野での専門性と知見を活かし、組織の脱炭素化に必要なCO2排出量の「可視化」「計画策定」「予実管理・オフセット」「報告レポート」を容易にするCO2排出量可視化・脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN」をリリースした。「ENERGY X GREEN」はリリース当初から上場企業を中心に導入され、脱炭素化を推進する各業界のリーディングカンパニーが利用している。

資金調達の背景と目的

2022年4月よりプライム市場において非財務情報の開示義務化が開始されるにあたり、上場企業を中心に同社のCO2排出量可視化・脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN」の導入が急速に進んでいる。今後さらに脱炭素化を加速させるため、「ENERGY X GREEN」のプロダクト強化に加え、さらなるアライアンス・パートナーシップ構築のためのパートナーサクセス体制の強化、導入先の顧客に対する支援体制強化に向けた採用拡大を目的に、今回の資金調達を実施したという。中でもプロダクトの強化については、業界ごとに最適化した機能や、排出量可視化後の排出量削減のためのさらなる機能を特に拡充する予定。

今後の展望

同社は日本を代表するクライメートテックカンパニーとなり、テクノロジーの力を駆使することで、2030年のSDGs達成と、2050年の実質的なカーボンニュートラル実現を加速化させることを目標としている。カーボンニュートラルの達成に向けて、クライメートテック分野で新時代のトップランナーとなるためのプロダクト開発と強化を共に推進する仲間を求めているという。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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