サッポロ不動産開発×ゴールデンバーグ | 「スマートリテールテクノロジー de GO」実証実験開始
サッポロ不動産開発株式会社は、同社が保有するシェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」において、ゴールデンバーグ株式会社が開発および運営するAI搭載型無人販売機「スマートリテールテクノロジー de GO(スマリテ)」の実証実験を2021年1月15日(金)より開始した。
「スマートリテールテクノロジー de GO(スマリテ)」実証実験は、未曽有の感染症によるニューノーマルな時代を鑑み、人との接触機会を減らしつつ、こだわりの食材を時間をかけずに便利に購入できる場を提供することにより、日々の食卓を充実させるための取り組み。
同実証実験では、自動販売機で希少性の高い生鮮食材や加工食品などの“プレミアム食材”をラインアップし、忙しくて買い物や食事作りに時間はかけられないけれど美味しいものを食べ、健康に過ごしたいという現代の生活者のニーズに応えるサービスを展開する。シェア型賃貸住宅ならではの個食ニーズに合わせ、農家から直送の野菜5~6種類がミックスされたサラダセットや手のひらサイズのスティック人参、また、電子レンジで温めれば食べられる新潟県産の釜炊きご飯や生卵などもラインナップ。近くのコンビニやスーパーでは取り扱いが少ないレトルト食品やおつまみにもなる缶詰なども取り揃え、朝食などの食事からおつまみまで、こだわり商品を必要な分だけ購入することが可能だという。(※取り扱い商品は状況により見直す予定)購入の事前準備は専用アプリと決済アプリのダウンロードのみ。購入時に自動販売機のQRコードをスキャンし、庫内から好きな商品を取り出して、ドアを閉めるだけでキャッシュレス決済が完了する。商品の購入データはリアルタイムに集積し、消費動向分析を行うことで利用者のニーズに対応したラインアップにしていくという。
また、居住環境内で買物が完結する利便性向上だけではなく、必要に応じて購入できることからゴミ廃棄・食品ロス削減へとつながり、社会課題の改善にも貢献できるものだという。
同社は、時間や場所に縛られない“個”のライフスタイルの広がりやデジタル化の進展に合わせ、“ひとりひとり”に寄り添った新たな価値を不動産事業の枠にとらわれず創り、育むことで、まちに住む人・働く人・訪れる人々に利便性や快適さを提供し、周辺エリアも含めたまちの魅力向上と笑顔の絶えない空間の創造に挑む。
実証実験概要
■内容
AI搭載型無人販売機「スマリテ」を同社が保有するシェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」の共有スペースに設置し、利用状況や販売動向の分析、快適な住環境の提供や常設後の運営方法の検証を行う。
■期間
1月15日(金)~3月31日(水)
■スマートリテールテクノロジー de GO(スマリテ)
ゴールデンバーグ株式会社が開発および運営するAI搭載型無人販売機。AI及びRFID技術などの無⼈化技術により運営上の販売管理、在庫管理、プライスコントロール、賞味期限管理監視、温度監視機能(HACCP対応)などのデータ集積、可視化をクラウドシステムで一括コントロールする機能が搭載されている。運営者側の完全な無人化が実現することで運⽤上のランニングコストをほぼゼロに抑えることが出来るため、良質な製品をより安く販売することが可能となる。
■実施主体者
社名:ゴールデンバーグ株式会社
■場所
シェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」
物件所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目9−29
▲シェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」内観
▲シェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」内観
▲シェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」外観
管理運営者
社名:株式会社リビタ
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