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AI×IoTで空き情報配信サービス提供のバカン、藤枝市と共同でWithコロナ時代の飲食店モデルづくりに挑戦

AI×IoTで空き情報配信サービス提供のバカン、藤枝市と共同でWithコロナ時代の飲食店モデルづくりに挑戦

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AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカンは、スタートアップと行政が協働する、新たな地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation JAPAN」3期に採択された。同プログラムでは静岡県藤枝市、株式会社藤枝オリコミピーアールと共に、同市飲食店のリアルタイム混雑情報の可視化と直前予約機能を用いてWithコロナ時代の新しい生活様式に合わせた飲食店モデルの確立に挑む。

Urban Innovation JAPANプログラムについて

「アプリを作りたい」「AI・IoTを活用したい」といった最新テクノロジーの活用が、自治体でも珍しくなくなってきた昨今、自治体がテクノロジーを持つ民間のベンチャー企業と共同で事業を実施する機会が増えつつある。しかし、自治体と民間企業との協働においては、お互いのマッチングから事業の推進まで様々な課題が見られるという。そういった背景のもと、日本全国の自治体の課題とスタートアップをマッチングする、オープンイノベーション・プログラムである「Urban Innovation JAPAN」が2019年より開始された。2020年度の参加地域のうち、静岡県藤枝市では、バカンと共に「Withコロナ時代の飲食店モデルの確立」を目指すプロジェクトを展開する。同プロジェクトでは、藤枝市との課題共有・メンタリング・実地検証を含む、約4か月間の実証実験を協働して行う。

今回の検証では、Withコロナ・Afterコロナ時代の高い利便性と、安心・安全性を兼ね備えた新しい店舗様式の実現に向け、お店や施設のリアルタイム空き状況をIoTデバイスやカメラなどで検知する「VACAN(バカン)」と、地図上で空き情報を確認できる「VACAN Maps(バカン マップス)」を組み合わせた実証実験を予定しているという。店舗のリアルタイムの混雑情報を手軽に確認できることで、市民が安心して来店できる環境整備をサポートすると共に、これまで難しかった「10分後」の座席予約をその場でできるようにし、利便性の向上も同時に図るという。

 

▲イメージ図

背景

JR藤枝駅周辺の飲食店街は個人営業の飲食店が活況だったが、新型コロナウイルスの影響により、飲食店での食事はリスクが高いものと捉えられ、以前に比べ客足が遠のいている状況だという。またヨーロッパをはじめ世界各地で再びロックダウンが行われるなど、いまだにウイルスの収束も見通せない。このようにウイルスの影響は長期にわたる可能性が大きく、その状況下で飲食店が営業を続けていくためには、Withコロナ時代を見据えた「お客さんが安心して来店できる環境づくり」が必要不可欠だという。

今回の取り組みにより、飲食店がリアルタイムの混雑情報を手軽に発信できるようになることで、市民が事前に飲食店の混雑を把握し、安心して行動できるまちの実現を目指す。また混雑の把握だけでなく、その場で予約ができるようにすることで利便性も向上させるという。

サービスについて

今回の取り組みは、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を利用して行われる。VACANには、マップ上で近くの飲食店、施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」という機能があり、利用者はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等からアクセスすることで、目的の店舗・施設の混み具合を確認することができる。

VACAN Mapsはスマホからのアプリのダウンロード等は不要で、誰でも利用でき、空き情報は会員登録をしなくても確認できる。また会員登録を行えば、10分間席を確保できる直前予約なども可能となる。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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