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東北から再生医療のイノベーション創出を目指すスカイファーマ、MAKOTOキャピタルから増資を引き受け

東北から再生医療のイノベーション創出を目指すスカイファーマ、MAKOTOキャピタルから増資を引き受け

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株式会社MAKOTOキャピタルが管理・運用しているステージアップファンド投資事業有限責任組合は、今回、低分子化合物を用いた再生医薬の研究・開発を行うスカイファーマ株式会社による第三者割当増資の引受を行った。

スカイファーマへの投資の背景と目的

スカイファーマは、当時大学の研究者であった代表の安藤氏が、自身の専門分野である低分子化合物に関する研究成果を活用して社会に貢献したいとの想いから2019年11月に創業した企業。スカイファーマでは、緑内障や脊椎損傷といった現在では完全に治すことができていない病気やケガを対象とした創薬の研究開発を行っている。スカイファーマが目指すのは低分子化合物を用いた再生医薬の実用化であり、これが実現された場合、現在の再生医療の主流であるiPS細胞を用いる場合と比較して低コストかつ大量の創薬の製造が期待できる。

MAKOTOキャピタルでは、安藤氏に起業準備段階から相談をされ、これまでや会社設立手続のアドバイス、エンジェル投資家や創薬プロセスの相談に向けた専門機関の紹介、資金調達に向けた事業計画及び資本政策策定に関する相談等様々なサポートを行ったという。その上で、安藤氏の自身の研究成果を社会に還元して多くの患者を救いたい、東北発の創薬企業を創り東北経済にも貢献したいという熱い想いや、スカイファーマが有する創薬シーズのポテンシャルの高さから、スカイファーマは東北から再生医療におけるイノベーションを創出することが期待でき、ステージアップファンドの趣旨に合致するものと判断し、今回の投資に至った。今後は、スカイファーマの事業・ファイナンス面について様々なサポートをハンズオンで行うという。

MAKOTOキャピタルでは、東北地方のスタートアップに対する投資実行や投資後のハンズオン支援を行っているだけでなく、今回のスカイファーマのケースのように、資金調達を検討している創業間もない起業家や起業準備中の人に対しても、資金調達に向けた事業計画・資本政策等の相談を受け付けている。

スカイファーマ代表取締役社長 安藤秀樹氏からのコメント

「これまでアカデミアで培ってきた知識と経験が生み出した再生医薬シーズを1日でも早く確実に患者さんのもとにお届けしたい」、この一念からスカイファーマ株式会社を創業いたしました。この想いに創業前から一番早く寄り添ってくださったのがMAKOTOキャピタルの竹井代表で、志を同じくする者同士、共に手を取り合い東北に拠点を置き、地方創生に繋がる創薬企業を創出しようと決意を固めた次第です。

創薬、特に再生医薬の開発は今最もホットな分野で国内外で激しい競争が行われています。新薬を待ち望む患者さんは世界中に数えきれないほどおられ、そうした方々にQOLのアップという形で貢献ができるのを目標としています。また再生医療は世界規模の大きなマーケットでもあります。こうした中に新規かつ効果的な医薬をもって参入すれば東北全体の地方経済の活性化の起爆剤になるかもしれません。

MAKOTOキャピタルでは長谷川さんという新しいパートナーも加わり、スカイファーマが産声を上げた直後から現在に至るまで一貫して慎重かつ迅速な対応をいただきました。こうした高い志をもった投資家と今後は同じ方向を向いて目標に向けて邁進していくわけですが、いただいたご期待とご信頼に応えていかねばと肝に命じて頑張っていく所存です。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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