【大阪発、遊休地を屋台でシェアする「STAND3.0」】 日本スタートアップ支援協会、JR西日本イノベーションズなどから資金を調達
遊休地を屋台でシェアするサービス「STAND3.0」を展開する株式会社Replaceは、さらなる事業拡大のため、一般社団法人日本スタートアップ支援協会が運用するファンド、株式会社JR西日本イノベーションズ、および藪ノ賢次(クックビズ株式会社代表取締役社長CEO)を引受先とした第三者割当の実施により、資金調達を行ったことを発表した。
遊休地を屋台でシェアする「STAND3.0」とは?
「STAND3.0(スタンドサンテンゼロ)は、「遊休地に賑いを生み出したい土地オーナー」と「低コスト、低リスクで飲食を展開したい方」を屋台でマッチングするサービスだ。同社は、「人の為に、場所の価値を創造する」をミッションに、このサービスを展開している。これまで、JR西日本をはじめ、大手デベロッパー、行政との連携によりサービスを拡大してきた。今回の資金調達により、JR西日本グループとの連携強化、出店エリアの拡大、リスクフリーな屋台で賑いがあふれる世界の実現を目指し、取り組みを強化していくという。
引受先各社のコメント
■一般社団法人 日本スタートアップ支援協会 代表理事 岡隆宏氏
中谷タスク君(株式会社Replace 代表)との出会いは2年前に私が審査員を務めた大阪府のビジネスコンテストでした。その時に特別大賞を受賞しています。また去年は日本スタートアップ支援協会と阪急阪神不動産が開催したピッチイベントでも優勝しました。東京でもみないユニークで大阪らしいビジネスモデルと、誠実で真面目な経営者としての資質に惹かれ、投資決定をしました。彼ならコロナショックに負けないで着実にスケールする事を確信しています。頑張れ‼️
■株式会社JR西日本イノベーションズ 代表取締役社長 和田裕至氏
中谷社長との出会いはOSAP(大阪イノベーションハブシードアクセラレーションプログラム)のメンターがきっかけです。それから1年、食の起業家がチャレンジしやすい仕組みづくりを目指す中谷社長の熱い想いと、当社グループで活用に悩んでいた遊休地を何とかしたいという想いがマッチし、JR西日本本社庭園での実証実験から、天満駅前や京都梅小路ハイラインでの協業へと繋がって行きました。まさにツボにはまったサービスで、今後も矮小地への店舗ニーズの解決策として更なる成長を期待しています。中谷社長、一緒に起業家がチャレンジしやすい風土を醸成し、関西を盛り上げて行きましょう!
■藪ノ賢次氏(クックビズ株式会社代表取締役社長CEO)
中谷さんとの出会いは、2018年の日本スタートアップ支援協会主催のイベントにピッチ登壇していた時です。今回、株式会社Replaceの初めての資金調達にエンジェルとして参画することができ、大変光栄に思っています。その社名の通り、街をより良くReplaceできるサービスが、食の街、観光の街である大阪から世界中に拡がるよう、微力ながら応援、支援していきます!
イベント開催事例
▼梅小路ハイライン(主催:西日本旅客鉄道株式会社、京都市、株式会社Replace)
京都駅から一駅の梅小路京都西駅の廃線高架を屋台ストリートとして再生。2019年11月~12月の期間限定オープンで人気を博した。2020年の初夏から屋台の台数、エリアを拡大しリニューアルオープン予定。地元飲食店のポップアップストアとしても活用し、地域と連携した賑いづくりを目指す。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)