Catalu JAPAN×J&J事業創造 | 民泊にてインバウンド向けに伝統工芸品の販売を実施
株式会社Catalu JAPANと株式会社J&J事業創造は、訪日外国人旅行者による日本産工芸品のお土産持ち帰りを促進するために、工芸品と海外からの旅行者との接点を創造し、「物」「人」「場」とのマッチングで、海外輸出機会を促進・支援する。
外国人富裕層が訪れるサービス店舗等とのネットワークを持つCatalu JAPANが提供する展示・体験・販売場所に、J&J事業創造が選定した日本産工芸品を展示し、訪日外国人旅行者への販売につなげる取り組み。
第一弾として、海外富裕層向け民泊施設「シブヤド(東京都渋谷区)」に日本産工芸品を展示し、滞在期間中にキャッシュレス決済を活用して購入可能にした。購入後は持ち帰り以外に海外配送についても対応しており、民泊施設から海外の自宅への配送が可能という。
実施背景
訪日外人旅行者が3,000万人を越えるなか、日本文化をより深く知りたいと希望する人が増加してきている。日本産工芸品はその独特のデザインや品質により、外国人からの注目が集まりつつある一方で、外国人旅行者との接点が限定的という課題がある。
その一方で、民泊施設は訪日外国人旅行者との接点が豊富という特色があるが、宿泊代金以外の収益機会を最大限に活用できていないという課題があった。このような民泊施設等のスペースを活用して、訪日外国人旅行者と日本の良質な工芸品との出会いの場を創出し、多種多様な工芸品の魅力を、訪日外国人旅行者に伝えていくという。
▼民泊施設(シブヤド)の様子(外国人富裕層が訪れる民泊施設:東京都渋谷区)
▼展示する工芸品(作品名:HIBIYA-KADAN×DRY BONSAI®)
両社の役割
●Catalu JAPAN
・展示・体験・販売場所の提供
・販売・決済システムの提供
●J&J事業創造
・製品の選定
・展示用サンプル製品の提供
・海外配送システムの提供
今後の取り組みについて
両社で連携しながら、さらに多くの民泊施設や飲食店等での展示・体験・販売場所の提供を目指すと同時に、㈱J&J事業創造のネットワークも活用し、民泊施設だけではなくホテル・旅館等の宿泊施設への拡大も目指し、多くの日本産工芸品の魅力を、訪日外国人旅行者に伝えていく予定という。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)