OYO とソフトバンク による合弁会社「OYO Hotels Japan」が日本でホテル事業を開始
ホテルや住宅などの事業を展開する世界第6位(※)のホテルチェーンである OYO Hotels & Homes(オヨ ホテルズアンドホームズ、本社:インド・ニューデリー)は、ソフトバンク株式会社およびソフトバンク・ビジョン・ファンドと、合弁会社である「OYO Hotels Japan 合同会社」(以下「OYO HotelsJapan」)を設立し、日本でホテル事業を開始する。
※Bloomberg Broker Research に基づく
※上画像は「OYO LIFE」より
この合弁会社の経営は、OYO の創業メンバーで、OYO のグローバル事業を数多く立ち上げた経験を持つ Prasun Choudhary(プラスン・チョードリー)が主導。OYO は、革新的なビジネスモデルとテクノロジーを生かした事業運営により、OYO Hotels Japan を通して、日本の旅行者に便利で快適な宿泊施設を提供するとともに、パートナーとなるホテル経営者のビジネス拡大を支援する。
本件について、ソフトバンク株式会社の代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮内謙氏は、次のように述べている。
「OYO の革新的なサービスを日本に導入できることを非常にうれしく思います。ソフトバンクは、未来へのビジョンを共有するソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業をサポートし、最先端のビジネスモデルを日本で展開できることを楽しみにしています。OYO の先進的なテクノロジーとビジネスモデル、そしてソフトバンクの日本市場への知見を融合させ、日本の旅行者に新しい宿泊体験を提供していきます。
同時に、ダイナミックプライシングや予約システムなど、ホテル経営者向けの機能や価値を提供し、適正な価格設定や人手不足の解消などに貢献します。OYOHotels Japan が、インバウンド対応を含む旅行業界の盛り上げや、地域活性化に貢献することを確信しています」
また、OYO Hotels & Homes のグループ CEO 兼 創設者であるリテシュ・アガルワル氏は、次のように語っている。
「日本はアジアで最も人気のある観光地の一つとして急成長しています。OYO はこれを大きなチャンスと捉えており、観光を推進することで地域経済の成長に貢献できることを楽しみにしています。OYO のサービスによって、国内および海外からの旅行者は、快適な宿泊施設を手軽な価格で簡単に利用できるようになります。
また独立系ホテル経営者向けには、AI(人工知能)の機械学習を活用したホテルマネジメントシステムや、予測分析に基づくダイナミックプライシング、収益管理システムなどさまざまなテクノロジーを提供し、ホテル経営者が顧客対応に集中し、収益性の改善などにつなげられるよう貢献していきます。
われわれは先日、賃貸住宅事業である「OYO LIFE」を発表し、日本での事業開始についてお知らせしました。そして新たに OYO Hotels Japan を通して、国内および海外からの旅行者に独自のおもてなしをしていきます。OYO はすでにグローバル市場で、中価格帯のサービスとして最も好まれているブランドです。収益管理や流通などにおける強みを生かし、非常に好調に事業を展開しています。OYO Hotels Japan の開始により、日本を訪れる旅行者をおもてなししていきます。ソフトバンクのサポートを得て日本市場に参入することを、非常にうれしく思います」
【OYO Hotels & Homes について】
●OYO Hotels & Homes は、2013 年にリテシュ・アガルワルによって設立された南アジア最大かつ世界第 6 位のホテルチェーンで、日本を含む 10 カ国、500 以上の都市でホテルや住宅などの事業を展開。
●1 万 8,000 以上のホテルネットワークを擁し、ソフトバンクグループ、Sequoia India、Lightspeed India、Hero Enterprise、China Lodging Group を含む主要な投資家のバックアップを受けている。
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(eiicon編集部)