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湘南アイパーク、民間企業の共創による3つの「認知症ビジネスモデル」を発表

湘南アイパーク、民間企業の共創による3つの「認知症ビジネスモデル」を発表

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湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、「湘南アイパーク」)は、「第二期 湘南会議」に参加する朝日新聞社、アフラック生命保険株式会社、アルフレッサ株式会社、メットライフ生命保険株式会社が、認知症関連の3つのビジネスモデルを考案したことを発表した。

アルフレッサ株式会社は、朝日新聞社およびアフラック生命保険株式会社の協力のもと、「啓発PassWayプロジェクト」を展開、認知症を啓発する仕組みの実現を目指す。アフラック生命保険株式会社は、「湘南会議版オレンジリンク活動プロジェクト」と題し、認知症の人のQOLを向上させる仕組みを構築することを目指す。朝日新聞社は、認知症の人の視点から描く映像作品を制作することにより、認知症における正しい理解を社会に広めることを目指すという。

「湘南会議」は、湘南アイパークのファシリテーションのもと、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の支援を受けて実施された、複数の民間企業が共創するコンソーシアム。「第二期 湘南会議」では、参加4企業が2019年7月~2019年11月の間、「すべての人が認知症に備え、いつまでも自分らしく生きられる社会を、本人視点で創っていく」ことをコンセプトに、認知症と共生する社会を創るためのビジネスの構築に向け議論を進めてきた。今後、この3つのビジネスモデルは、それぞれ認知症の本人、家族、関係者、自治体などと緊密に連携しながら、商品化や事業化を目指していくという。

啓発PassWayプロジェクト

■主体:アルフレッサ株式会社

■協力:朝日新聞社、アフラック生命保険株式会社

■目的:すべての人が認知症を自分事として捉えて備えるために、認知症が身近なものとして触れられる場・機会を創り、その人が必要としている場所へと道を繋ぐ

■内容:認知症啓発イベントへの参加により人々が起こす行動変容を、AR(Augmented Reality:拡張現実)やVR(Virtual Reality:仮想現実)などを活用し検証する。検証結果をもとに、人々が興味をもって継続して関わる場所を創ることにより、認知症早期発見への道へと繋げる(PassWay)。将来的には、地域と連携する地域連携PassWayとして拡大していく

湘南会議版オレンジリンク活動プロジェクト

■主体:アフラック生命保険株式会社

■目的:認知症とともに生きる人々がいつまでも自分らしく生きるために、自分にとっての生きがいを見つけ充実した人生をすごせる仕組みの構築を目指す

■内容:認知症とともに生きる人々が、地域コミュニティや趣味コミュニティとの関係を築いたり、またケアサポートなどを気軽に活用できるサービスを検討する

本人視点の映像化プロジェクト

■主体:朝日新聞社

■目的:認知症とともに生きる人々の姿を、本人の視点で描いた映像作品を通じて、認知症への正しい理解を社会に広める

■内容:認知症に関心を持たない人たちを含めて、容易にアクセスできるエンターテインメント性のある映像作品を制作する。認知症とともに生きる人の立場で物語をつくり、感動や共感を生むことで、誤解や思い込みを取りのぞき、認知症に対する見方を変えていく

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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