住生活関連サービスのLIFULL、共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons」を本格始動
世界一のライフデータベース&ソリューション・カンパニーを目指し、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」等の住生活関連サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル)は、7月3日(水)より、地方型シェアサテライトオフィスと宿泊施設を持つ共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons(リビングエニウェアコモンズ、以下LAC)」の運営を本格始動し、同日よりコミュニティメンバーの募集を開始した。
LivingAnywhere Commonsは、自宅やオフィス等、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」を実践することを目的としたコミュニティ。コミュニティメンバー(会員)になることで、複数拠点に展開するLAC を「共有して所有」し、全国の拠点を好きな時に利用することができる。コミュニティメンバーは個人、法人問わず募集しているので、フリーランスだけでなく、働き方改革の一環でスタートアップや中小、大企業のサテライトオフィスや社員研修施設等としても利用可能。
■LivingAnywhere Commonsの特長
1.企業人・フリーランス等多様な人材が入り混じることで、Co-creation(共創) が生まれる
LACは、大手企業、スタートアップ企業、フリーランス等、多様な人材が会員となる。そのため全国の拠点をただ利用するだけでなく、現地での交流を通して、Co-living、Co-creationを実践することができる。
2.地域に精通したコミュニティマネジャーにより、地域との交流が生まれる
全国の拠点のコミュニティマネジャーには、その地域に精通し、地域とのリレーションのある人を採用する。そのため地域の企業や行政の方との交流等、都心のシェアオフィスやコワーキングオフィスでは味わえない環境で仕事・生活を送ることができる。
3.スタートアップ企業や研究機関の実験場
今後LivingAnywhereなライフスタイルの実現を推進できる、スタートアップ企業や研究機関等を積極的に募集する。コミュニティメンバーは、今後拠点に導入される様々なサービスに触れることができ、スタートアップ企業等は多種多様な人材が集まる場を、自社サービスの「実験場」として活用できる。
4.月額2.5万円で全国の拠点を使い放題
コミュニティメンバーは、1ID(※1) につき月額2.5万円で全国の拠点を使用・宿泊し放題となる。フリーランス(個人メンバー)は1IDから、法人会員は2IDから登録可能。また、ビジターでの利用も受け付けており、1日~1週間の短期間でも利用可能という。今後コミュニティメンバーが増え、十分な施設運営費が賄える場合には、拠点の設備拡充や、LivingAnywhereを実現するテクノロジーに投資を行い、2023年までに100拠点の展開を目指している。
(※1)ID数は拠点を利用できる人数。同一法人内であれば、IDのシェアが可能。
5.拠点は、すべて遊休施設を活用した施設
LACの拠点は、すべて全国の遊休施設を活用し、展開していく。LIFULLでは、人口減少やライフスタイルの変化により増加の一途を辿る空き家問題の一助となるため、2017年9月より地方自治体が募集する空き家、空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングする情報プラットフォーム「LIFULL HOME’S空き家バンク」を提供しており、LACの拠点においても、全国の遊休施設を新たな用途開発として活用していく。
■拠点の紹介
【LivingAnywhere Commons 会津磐梯 概要】
・住所 :福島県磐梯町七ツ森センター(ペンションエリア)
・施設概要 :最⼤利⽤可能⼈数:35名(宿泊所⼀体)
・設備 :Wi-Fi完備、コンセント配置、会議スペース、駐⾞場、グラウンド、地下室
【LivingAnywhere Commons伊⾖下⽥ 概要】
・住所 :静岡県下⽥市⼀丁⽬6-18(NanZ VILLAGE)
・施設概要 :最⼤利⽤可能⼈数:80名(宿泊所近隣)
・設備 :Wi-Fi完備、コンセント配置、会議スペース、飲食店併設
■企業会員・協力団体(順不同)
<企業会員>
株式会社東急エージェンシー
ランサーズ株式会社
キャップクラウド株式会社
株式会社CEspace
GCストーリー株式会社
株式会社ハピキラFACTORY
株式会社アフロ&コー
<協力団体>
福島県耶麻郡磐梯町
株式会社VILLAGE INC
株式会社Eyes, JAPAN
日本ペイントホールディングス株式会社
WOTA株式会社
■利用申し込み・問い合わせ
<コミュニティメンバー、ビジター利用>
コミュニティメンバーへの登録、ビジター利用は、ともに以下サイトより受け付けており、拠点は2019年8月1日より利用可能となる。また、2019年7月22日~28日には、LACの拠点でビジター利用を体験頂ける 「オープン Commons」を開催予定。
https://livinganywherecommons.com/
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)