toBeマーケティング | 総額約5.7億円の資金調達を実施、企業のデジタルマーケティング支援展開を加速
デジタルマーケティング/マーケティングオートメーションの導入支援サービスを提供する、toBeマーケティング株式会社は、国内事業の拡大にあたり、新規引受先としてNTTドコモ・ベンチャーズ、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND(博報堂DYベンチャーズ)を迎えるとともに、既存投資家であるDNX Ventures、米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Ventures、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタルを追加引受先として総額約5.7億円の第三者割当増資を実施した。同社の第三者割当増資2017年9月に実施した増資に続き今回で4回目となり、これまでの資金調達累計額は約12億円になる。
■第三者割当増資の背景・目的
国内のビジネスコンサルティング関連市場は、クラウド・アナリティクスを中心としたデジタル関連コンサルティングが市場を牽引し、CAGRは5.4%、2023年には9,969億円と予測されており、今後成長が見込まれる領域になっている。
toBeマーケティングは2015年6月に設立され、セールスフォース・ドットコム専業のインテグレーションパートナーとして、マーケティングオートメーション(Pardot、Marketing Cloud)を中心に、各種Salesforce製品を組み合わせた導入支援・活用コンサルティングを提供しており、これまでに大企業から中小企業を含む1,200社を超える国内企業様への導入支援をしている。
また、セールスフォース・ドットコムが主催する「PARTNER AWARD」に於いては、創業以来4年連続で受賞(2019年度はAgile Integration Partner of the Year)しており、更なる事業展開を加速して行く。
今回の増資を経て、既存の利用者や市場ニーズに応えるべく、アナリティクス関連(Business Intelligence・Marketing Intelligence)やEコマース領域へのビジネス展開、マーケティング/コンサルティング/開発エンジニア人材の採用強化、利用者の活用を更に促進するコンサルティングメニューや製品・サービス開発体制を強化し、企業のデジタルマーケティングの高度化に向けた支援を更に加速して行くという。
■DNX Ventures マネージングディレクター 倉林氏のコメント
toBeマーケティングに対しては、2015年10月のシードラウンドから常にリードインベスターとして投資をさせて頂いており、今回で4回目の投資になります。創業以来急成長を続け、toBeマーケティングは国内でのデジタルマーケティング領域に於けるトップインテグレーターとしてのポジションを確立することができました。今回の追加増資では、新たに日本を代表するCVC様にも評価・ご支援いただけることになり、大変嬉しく思っております。今後、専門人材の採用強化・サービス開発の強化により、toBeマーケティングが更に国内の市場拡大を牽引してくれることを強く願っております。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)