【イベントレポート】アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展!CEATEC JAPAN 2016にいってきた!
こんにちは。eiicon co-founderの田中です。 各社のオープンイノベーションの事例の展示や、大手メーカーの経営者によるオープンイノベーションに関する講演も多く行われているというCEATEC JAPAN 2016にいってきました!
■CEATECとは?
今年で17年目、毎年10月に行われる、IT・エレクトロニクス分野の企業・団体が参加し、最先端の技術や製品を発表する国際展示会です! 10月4日(火)~7日(金)の4日間、幕張メッセにて開催されています。 今年のCEATECのテーマは「つながる社会、共創する未来」。 IoT の普及が加速度的になる中、このIoTを体感でき、関連ビジネスを創出できる場”CPS/IoT Exhibition “として運営されています。
■どんなジャンルの展示があるの?
会場に入ると、多くのブースが立ち並び、大勢の人でにぎわっていました!広い会場は、「社会」「家」「街」「CPS/IoTを支えるテクノロジ・ソフトウェア」の4つのエリアと、特別企画エリアにわかれています。 人工知能にまつわる展示や、VRの活用事例、 オムロンのブースにあった卓球マシン・トヨタの「KIROBO mini」のようなロボット関連、脳波から視覚情報を読み取るHMD・パナソニックの椅子に座ると発電し電力をオンにできる無線スイッチ等のセンサー関連の展示が賑わっていました!
■講演エリアではどんな話題が?
講演エリアでは、「NRIが推進するオープンイノベーション」、「日本のオープンイノベーションの現状とイノベーションエコシステムの必要性」など、オープンイノベーションをテーマにした講演がいくつか行われていました。 その中で、日立製作所の執行役社長兼CEO 東原敏昭氏が講演を行っていた「デジタル技術を活用した社会イノベーション」では、まさにオープンイノベーションが鍵となる、といった話が。 “世界が直面する社会的課題を、未来を形づくる潮流ととらえれば、イノベーション創出のチャンス。 超スマート社会を実現していくにあたっては、さまざまなモノとサービスがつながることが重要であり、 交通・流通・エネルギーのようなフィジカルな空間と、人工知能・ビッグデータのようなサイバー空間を高度に融合させるCPS/IoTの活用が不可欠。さらに鍵になるのは、多くのステークホルダーが協調するオープンイノベーションである。 産官学が連動することにより、いままでになかった価値を創出することができ、イノベーションがうまれる。” IoT時代になり、スケールの拡大と知の進化による社会の最適化を実現するには、 1社の中だけではなく、複数社が協調し今までになかった価値を創出することが有効であり、改めてオープンイノベーションの重要性が高まっているといえますね!
■執筆者:田中みどり 株式会社インテリジェンスにて、インターネット業界の中途採用支援の法人営業・マネジメントを経験し、eiicon 立ち上げメンバーとして主に法人集客とサービス企画を担当。