傘のシェアリング「アイカサ」、官民一体で取り組む"熱中症予防声かけプロジェクト"と連携して日傘仕様のアイカサをリリース
傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(以下アイカサ)は、「熱中症予防声かけプロジェクト」との連携による「晴雨兼用傘シェアリングサービス」の展開を通じ、日傘の活用促進を図ることを発表した。今夏、年々増えている熱中症の予防のために、関係省庁や様々な企業・団体・自治体等と連携しながら推進しているという。
■展開に至った背景
アイカサの展開が始まって、初めて迎えた梅雨。今年は雨季も長く、雨の日には沢山の利用者から同社に嬉しい声があがると同時に、「これからの夏本番のために、日傘仕様のアイカサも欲しい!」という声も多く寄せられていた。そんな利用者からの声を受け、そして、年々増えている熱中症件数に対して、アイカサでも寄与するために、環境省の推進する熱中症予防声かけプロジェクトとの連携のもと、今回、99%UVカットという高い遮光・遮熱機能を持った晴雨兼用傘の開発、展開に至った。
■晴雨兼用傘シェアリングサービスによる日傘の活用促進について
環境省と官民一体で取り組む、熱中症予防を目的とした熱中症予防声かけプロジェクトと、アイカサとの連携により同プロジェクトのロゴマーク、マスコットキャラクターがデザインされた晴雨兼用傘を、渋谷区全 58 箇所、台東区全 41 箇所にて順次配備する。
■環境省より
環境省では、熱中症発症者数の増加が見込まれる夏季を中心に、夏の熱ストレスを一人ひとりの工夫で低減できる暑さ対策として、暑さ指数の低減効果が比較的高い「日傘」の活用を推進しています。この度、更なる日傘の活用促進を目指し、渋谷区、台東区賛同の下、「晴雨兼用傘シェアリングサービス」の展開を推進します。
■傘のシェアリングサービス「アイカサ」とは
「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、日本初の傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのが特徴。現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と、福岡市での展開を合わせて、スポット数約270箇所。登録ユーザー数は3万8千人超えを達成。傘がないことによって移動ができないことや濡れて不快になることを無くし、「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築、完全に傘をシェアする社会の実現をミッションにしている。
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(eiicon編集部)