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神戸市|4回目となる「500 Startups Kobe Accelerator」の募集を開始、テーマは「ヘルステック」

神戸市|4回目となる「500 Startups Kobe Accelerator」の募集を開始、テーマは「ヘルステック」

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神戸市は、スタートアップ育成プログラム「500 KOBE ACCELERATOR」を、米国シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル「500 Startups(※1)」とともに開催することを発表した。4回目となる今年は、「ヘルステック」領域の新ビジネスを対象に「神戸医療産業都市」と連携したプログラムとして実施する。

※1:「500 Startups」について

500 Startupsは、シリコンバレーを拠点に世界74カ国2,200社以上に出資する、世界で最もアクティブなシード期スタートアップを対象とした投資ファンド。スタートアップ育成プログラムに積極的に取り組んでおり、300人以上のメンターが起業家に対して実践的なサポートを実施。米国に留まらず、南米、東南アジア、韓国、トルコ、タイ、ベトナムなど、グローバルに投資活動を行っている。

■「ヘルステック」を対象とする背景

「500 KOBE ACCELERATOR」は、過去3回においてデジタル領域全般を対象として計56社のスタートアップを育成し、これまでの資金調達額は80億円を超えているという実績を持つ。昨年は、海外からの参加申込が半数を超え、全体で237社に達し、国内外から注目を集めてきたプログラムだ。

一方、「神戸医療産業都市」では、バイエル薬品株式会社の「Co-Laborator Kobe」や、ベーリンガーインゲルハイム株式会社の「イノベーションプライズ」に代表されるベンチャー企業を支援する動きが広がっている。また来年、ベンチャー企業と大企業が連携し、新しい製品やサービスを生み出す場として「クリエイティブラボ神戸」を開設し、ライフサイエンス領域のエコシステム構築を目指している。

このような背景を受け、今回の「500 KOBE ACCELERATOR」については、これまでデジタル領域で培ってきたスタートアップ育成のノウハウと、医療産業都市の取組みを融合させ、「デジタル×ヘルスケア=ヘルステック」領域のスタートアップを対象に実施する。

■プログラムの概要

●正式名称:500 Startups Kobe Accelerator with a focus on Health

●プログラム期間:

2019年11月4日(月・振休)から12月16日(月)まで

- 前半2週間  :11月4日(月・振休)から 11月15日(金)

- 後半2週間  :12月2日(月)から 12月13日(金)

- デモデイ(神戸) :12月16日(月)

●会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO(神戸市中央区小野浜町1-4)

●参加資格

・国内及び海外の起業家または起業家候補である

・シード(最小限のプロダクト・モデルを開発済)・アーリー(製品開発済、顧客あり、第三者からの投資を獲得する段階)期にある

・診断・治療支援、病院等の業務改善、健康増進、栄養管理、介護支援、障害者支援などヘルステック(医療機器などハードウェアを含む)でベンチャーキャピタルなどの外部資金が調達可能なビジネスを持っている(創薬や医療機器の一部のように事業化までに数年を要するものは対象外)

・ 既に製品やサービスを持っており、チーム活動しているスタートアップを推奨

●参加者枠:約20チーム

●プログラム内容

- メンタリング:シリコンバレーでのスタートアップ育成経験が豊富な500 Startupsのグローバルスタッフによる1対1形式のメンタリング

- 講義:マーケティング、マネタイズ手法、UX/UI、資金調達などに関する専門家による講義

- コミュニティ:選抜された優秀なスタートアップのコミュニティ形成支援

- 医療産業都市関連のサポート

・特別メンターセッション

・医療産業都市関連施設への視察、企業との交流機会の提供

・公益財団法人医療産業都市推進機構と連携した事業化支援

・参加企業には、2020年完成予定の「クリエイティブラボ神戸」への入居優遇策を検討

※プログラムは原則として英語で実施(通訳サービスはあり)

 講義は同時通訳サービス付き、メンタリングは必要に応じて逐次サポートあり

※本プログラムは、500 Startupsによる投資プログラムではない

■500 Startups 最高経営責任者クリスティン・ツァイ氏からのコメント

「このプログラムを通じて、参加スタートアップは、神戸医療産業都市の企業や病院などに交流・接触することができます。すでに進出している企業、病院に加え神戸にヘルステックのスタートアップが集まることで、イノベーションの創出につながると考えています。今年度のプログラムは、神戸や日本のヘルステック分野のイノベーションを更に促進するでしょう。」

プログラムの詳細、およびエントリーの受付に関しては、コチラ

※オンライン説明会の実施予定もあり

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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