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兵庫県神戸市|スタートアップ育成プログラム「500 KOBE Accelerator」参加企業の募集を開始

兵庫県神戸市|スタートアップ育成プログラム「500 KOBE Accelerator」参加企業の募集を開始

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神戸市は、米国のベンチャーキャピタル「500 Startups」と連携したスタートアップ育成プログラム「500 KOBE ACCELERATOR」の参加募集を6月24日から開始した。「500 KOBE ACCELERATOR」は、短期集中型起業家支援プログラムで、日本発のスタートアップ・エコシステムを神戸から生み出すことを目指し、2016年から開催している。

過去4回の開催では、第1回から第3回を「デジタル領域全般」、第4回を「ヘルステック領域」に特化して、計71社のスタートアップを育成してきた。育成企業の資金調達額は110億円を超えている。昨年の申込数は174社に達し、そのうち半数以上が海外からの申し込みとなるなど、国内外から注目を集めているプログラムだ。

5回目となる今年は「500 KOBE Accelerator 2020 for COVID-19 Emerging Technology」と題し、新型コロナウイルス感染拡大で浮かび上がった社会課題の解決を目指すスタートアップを対象とし、プログラムを全てオンラインで実施する。「AGAINST/WITH コロナ」・「POST コロナ」の観点から新しい生活様式・価値観への変遷に生じる様々な課題の解決を目指し、世界の未来に向けて新たなテクノロジーの開発やソリューションの提供を志すスタートアップ企業の成長を支援する。

また、今回はスペシャルメンターとして、世界初のiPS細胞を用いた臨床研究を実施し、起業家でもある髙橋政代氏も参画する。

プログラムの概要

■プログラム期間/2020年9月7日(月)から10月30日(金)まで

- 前半2週間  :9月7日(月)から 9月18日(金)

- メンタリング付き実践期間:9月21日(月)から 10月16日(金)

 ※本期間中に「KOBE Week(仮)」の開催を検討中

- 後半2週間  : 10月19日(月)から 10月30日(金)

- オンラインデモデイ:11月上旬を予定

  ※社会情勢を踏まえ、夏頃までに神戸でのデモデイ実施可否を決定予定

■開催方法/オンライン

■対象領域/ウイルス感染予防、公衆衛生などに関する正確な情報発信(デマ防止)、健康管理、リモートワーク・学習、食品物流、オンラインイベントなど

※コロナウイルス感染への治療、および創薬や一部の医療機器などの事業化までに数年を要するものは対象外

■参加資格

- 国内及び海外の起業家または起業家候補

- シード(最小限のプロダクト・モデルを開発済)・アーリー(製品開発済、顧客あり、第三者からの投資を獲得する段階)期にある

- 既に製品やサービスを持っており、チーム活動しているスタートアップを推奨

■参加者枠:約20チーム

■プログラム内容

- メンタリング:シリコンバレーでのスタートアップ育成経験が豊富な500 Startupsのグローバルスタッフによる1対1形式のメンタリング

- 講義:マーケティング、マネタイズ手法、UX/UI、資金調達などに関する専門家による講義

- コミュニティ:選抜された優秀なスタートアップのコミュニティ形成支援

- 神戸医療産業都市のサポート

※プログラムは原則として英語で実施。講義ビデオには日本語字幕付き、メンタリングは必要に応じて逐次通訳でサポート。

※本プログラムは、500 Startupsによる投資プログラムではない。

参加者受付、選考

2020年6月24日(水)~7月17日(金)まで専用ホームページで参加者募集し、500 Startupsと神戸市が書類と面談で選考。

オンライン説明会

・日時:2020年6月30日(火) 18時30分~20時00分

・内容:500 Kobe Acceleratorの概要説明、質疑応答など

・参加申込:Webフォームより受付

スペシャルメンター髙橋政代氏のコメント

「神戸は新しいことが大好きで、どんなに突拍子も無いことを言ってもかなえる方法を一生懸命考えてくれます。世界初の再生医療も、ユニークなアイセンターも神戸で夢が叶いました。どうやら500KOBEではさらに世界を視野にもっと新しいことを企んでいるらしい。そんな神戸だから生まれる事業があるはずです。どんな企業が生まれるかワクワクして楽しみにしています。」(髙橋政代氏)

<髙橋政代氏 略歴>

2006年、理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 網膜再生医療研究チーム チームリーダー。2012年より網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー。同プロジェクトチームは、先端医療振興財団先端医療センター病院の栗本康夫眼科統括部長らとともに、2013年8月より滲出型加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮シート移植に関する臨床研究を開始し、2014年9月には第一症例目の移植を行った。また、2017年3月には他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞懸濁液による移植を行った。2019年8月より株式会社ビジョンケア代表取締役社長。専門は網膜変性疾患・黄斑部疾患と再生医療研究。

※関連リンク:プレスリリース

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