スイス・イノベーション

松田 俊宏

在日スイス大使館スイス・ビジネス・ハブ 投資促進部

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スイス国内で6ヶ所のテクノロジーパークを運営。世界各国からの企業とスイスの研究機関が集まる研究開発拠点として、日本企業のスイスでのオープンイノベーションプラットフォームを提供しています。

New Space技術とのオープンイノベーションで、SDGs達成へ貢献

New Space技術とのオープンイノベーションで、SDGs達成へ貢献

現在、世界におけるNew Space事業は好景気で、2040年までに1兆ドルの価値になると予測されています。人工衛星から受信するデータなど、新しい宇宙技術は地球上の持続可能性の課題を解決する上で重要な役割を果たしてます。スイスにはこの宇宙技術を活用させ、宇宙関連外の企業とのコラボレーションにより、持続可能な未来を創る新たな技術の開発を支援するプラットフォームが存在します。スイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)のスタートアップ Space4Impactが提供するプラットフォームは、地球上で起こるさまざまな問題や課題の効果的な解決にNew Space技術を活用したいと考えています。例えば、一般には手が届くことがないロケット科学などのNew Space技術を、日常的に利用可能なアプリケーションに変換する、など。そして、このプラットフォームの最終目的は、参加企業が持続可能性の目標、特に、国連が定める「持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals」の達成に貢献するNew Space技術を利用したアプリケーションを開発することです。現在までに28ヶ国から77のスタートアップが同プログラ

松田 俊宏

3年前

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「環境に優しいブルー水素」とは

「環境に優しいブルー水素」とは

エネルギー移行へ高い期待が寄せられるグリーン水素。再生可能エネルギーを活用し水から生成されるため、環境に優しいエネルギーとされています。一方で、生産時とサプライチェーンにおけるメタン排出や二酸化炭素の補足貯蔵が必要となるブルー水素は、化石天然ガスよりも環境負荷が重いエネルギーと認識されてきました。しかし、スイスのポール・シェラー研究所は、「ある条件下において生成されたブルー水素は環境負荷の軽減が可能」という見解を示しています。ここで特筆しているのは、「環境に優しいブルー水素の生成には、高い技術基準における実施がカギとなる」ということ。水素社会を目指す日本は、ブルー水素を強化が活発化しています。ブルー水素も環境負荷が少ないエネルギーと成り得ると主張するスイスは、高い技術基準を求めています。ブルー水素が必要な日本と、高い技術力が必要なスイスの協業で、アジアから世界へ広がる、よりグリーンな社会構築が実現できるのではないでしょうか。スイスのポール・シェラー研究所は、スイス・イノベーションのネットワーク内の研究所です。ご質問やお問い合わせなど、お気軽にお寄せください。写真:ポール・シェラー研究所のChristian B

松田 俊宏

3年前

ブロックチェーン最前線を現地から!

ブロックチェーン最前線を現地からご報告!

スイスはブロックチェーン先進国っていうけれど、日本企業はどれほど進出しているの?実際の活動で、スイスに拠点を構えるメリットは?そんな疑問にお答えするべく、実際にスイスでブロックチェーン事業を展開するスタートアップの皆さまとディスカッションを行いました。当日の様子の一部を動画で公開しています。ぜひ、ブロックチェーン産業におけるスイスの魅力をご確認ください。ブロックチェーン技術で発展させる多様な世界 (s-ge.com)

松田 俊宏

3年前

あなたはスイスのこと、どれだけ知っている?

あなたはスイスのこと、どれだけ知っている?

アルプスとチーズと時計だけが、スイスではありません。毎日使うあんなもの、今では常識なこんなもの。実はスイスの発明品だったりします。スイスでオープンイノベーションをしませんか?

松田 俊宏

3年前

日本もスイスも、大手企業もスタートアップも、ブロックチェーンが気になる

大手企業もスタートアップも、気になる最新ブロックチェーン情報

先日発表された世界知的所有権機関(WIPO)のグローバル・イノベーション・インデックスで、スイスは世界で最もイノベーションを進めている国として11年連続でトップの座に輝きました。特にブロックチェーン分野においては、早くから技術発展が進み、世界各国から企業が集結するクラスターも存在しています。ブロックチェーン先進国としてのスイスの取り組みや、日本の大手金融機関によるブロックチェーン関連事業のご紹介、日本企業によるスイスでの活動、そして、事業計画に欠かせないスイスの税制など、ディスカッション形式でアクティブに議論するオンラインセミナーを開催いたします。いまやSDGsやブランディング、オークション取引など様々な分野で活用されるブロックチェーン技術。その最新動向は日本でもスイスでも、大手企業もスタートアップも、誰もが気になっているトピックです。オンラインセミナー【ブロックチェーン先進国・スイスの最新技術動向とビジネス展開メリット】は10月19日(火)15時開催です。ぜひこの機会にスイスでの協業や事業展開をご検討ください。プログラムや登壇者の詳細はこちら:【ブロックチェーン先進国・スイスの最新技術動向とビジネス展開メリ

松田 俊宏

3年前

新キャンパスも満室間近! スイス・イノベーション・パーク・ビール / ビエンヌ

新キャンパスも満室間近! スイス・イノベーション・パーク・ビール / ビエンヌ

スイス・ベルン州、時計製造で古くから名を馳せるビール / ビエンヌ。この地を拠点とするスイス・イノベーション・パーク・ビール / ビエンヌ(SIPBB)の新キャンパスビルが、ようやくオープンしました!SIPBBの運営が始まってから約2年の歳月をかけて建設された新キャンパスは、既に入居している企業やプロジェクトが継続されて、既に残りの空室は全体の20%ほどといわれています。フランス語とドイツ語のバイリンガル地域で製造業が盛んな土地柄か、複数の日本企業もオープンイノベーションに参加しているSIPBB。オープン直後でも満室間近ですので、ご興味ある企業はお早めに!【関連記事】日本企業との共創が続々と! ←SIPBBと日本企業のコラボレーションをご紹介スイスのAI研究環境? まずは3分動画でイメージを ←SIPBBで共創する日本企業の様子もご覧いただけます

松田 俊宏

3年前

循環型経済にビジネスチャンスは、ある?

循環型経済にビジネスチャンスは、ある?

「クライメートポジティブ」という言葉をご存じでしょうか。現在の経済活動は直線型が主流で、常に地球環境に「クライメートネガティブ」な影響を与えています。そして、主要な経済活動とは別に、補完的な環境保護活動を行うことで達成される「クライメートニュートラル」。しかし、クライメートニュートラルを実施しても、既に排出されたクライメートネガティブな要素は環境中に残されてしまいます。そこで、生み出されたのが「クライメートポジティブ」を実施する技術。残されているクライメートネガティブな要素を除去する技術です。世界中、全ての人々が「プライベートポジティブ」の権利を活用し、経済活動を活性化させたい。そして更なる「プライベートポジティブ」な技術開発を進めていきたい。スイスから、その願いを発信しました。7月14日開催のウェビナー「スイスと欧州から実現させるサーキュラーエコノミー」の概要とウェビナー動画の視聴はこちらから。

松田 俊宏

3年前

スイスと欧州から実現させるサーキュラーエコノミー

スイスと欧州から実現させるサーキュラーエコノミー

地球規模の課題への取り組みを、スイスを拠点に欧州からも!気候変動をはじめとする環境問題の深刻化対策が世界的な課題となっており、日本においても従来の大量生産・大量消費・大量廃棄型の線形経済からサーキュラーエコノミーへの移行を目指した活動が活発化しています。産業を問わずサステナブルな企業活動は、これからの事業枠組みでは必要不可欠な要素となり、国や地域を越えたグローバルな視点で世界的・社会的な課題解決を見据えた事業運営を行う企業にこそ、その貢献による企業価値向上という機会がもたらされると考えます。日本企業がグローバルレベルで目指す「サーキュラーエコノミー」の実現に向け、スイスや欧州のサーキュラーエコノミー枠組み、脱炭素実現に向けた技術紹介、アジア企業とスイス企業による再エネ戦略での協業実験など、スイスでの研究開発がもたらす優位な税制度など、様々な視点からスイス企業との連携・投資、スイス拠点設立のメリットご紹介いたします。ウェビナー「スイスと欧州から実現させるサーキュラーエコノミー」は7月14日開催。プログラム詳細、参加登録はこちらから。写真はイメージ ©Pixabay、Gerd Altmann 

松田 俊宏

3年前

国境を越えたオープンイノベーションの秘訣は

国境を越えたオープンイノベーションの秘訣とは?

2021年6月15日、「スイスAI技術とオープンイノベーションがもたらす未来」をオンラインで開催。総勢11名がスイスや日本の各拠点から登壇し、日本とスイスにおけるオープンイノベーションの可能性について議論しました。先端技術があればよい?協業パートナーが見つかれば、もう安心?協業パートナーとの円滑なコミュニケーションには、何が大切?スイスは日本との共創に向いているの?スイス学術機関のオープンイノベーション担当者、そして、スイスでのオープンイノベーション経験者の方々がお答えします。「スイスAI技術とオープンイノベーションがもたらす未来」の動画視聴はこちら!

松田 俊宏

3年前