松田 俊宏
在日スイス大使館スイス・ビジネス・ハブ 投資促進部
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スイス国内で6ヶ所のテクノロジーパークを運営。世界各国からの企業とスイスの研究機関が集まる研究開発拠点として、日本企業のスイスでのオープンイノベーションプラットフォームを提供しています。
5月25日開催 OPEN INNOVATION SEMINAR - イノベーション大国 スイスの全貌
スイス・イノベーション・パークからオープンイノベーション担当者が来日!5月25日(木)に東京都内で開催のOpen Innovation Seminar 【イノベーション大国 スイスの全貌】では、スイス・イノベーションに属する3つのパークからオープンイノベーションの担当者が来日し、グローバルレベルの技術開発についてスイス研究機関のみならず日本企業の視点を交えて考察します。ゲストスピーカーとして日本企業の協業を牽引するJapan Innovation Network 代表理事 紺野登氏、スイス・イノベーション・パークに拠点を構えてバイオ関連事業を推し進める横河バイオフロンティア株式会社 代表取締役社長 伊賀光博氏をお招きします。オープンイノベーションの可能性を探り、新しいネットワーク構築の機会となる本セミナーに、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。Open Innovation Seminar 【イノベーション大国 スイスの全貌】15:00 – 15:20 ǀ 基調講演「オープンイノベーションの重要性、およびパートナーとしてのスイスの可能性」一般社団法人 Japan Innovation Network (
2年前
微細藻類で新しい食や医療の可能性を開く - スイス・バーゼルでの横河電機の挑戦
スイス・イノベーション・パークが位置するバーゼルは、ロシュ社やノバルティス社をはじめとする製薬大手が本拠地を構えていることから、欧州におけるライフサイエンスの中心地となっています。スイスは、オープンイノベーションに対するマインドセットが浸透しているおかげで、新しい研究内容を理解する上での情報が豊富で、技術をウオッチするのに非常に有利な場所といえます-YISマネージングディレクター 澤井恒治氏 -電気計器の研究所として設立された横河電機株式会社は、1996 年にバイオテクノロジー分野に参入し、2020年6月にスイス・イノベーション・パーク・バーゼルに、Yokogawa Innovation Switzerland GmbHを設立しました。YISが展開するスイス・ストーリーを是非ご一読ください。バイオテクノロジーの集積地としてのスイス - 微細藻類で新しい食や医療の可能性を開く
2年前
なぜ、日本企業はオープンイノベーションのパートナーとしてスイスを選ぶべきなのか
充実した機器が揃う研究室や多様性に富んだ研究者たち。そして、有益な研究には世界中から資金調達が可能な土壌。他の多くの国でも同様の環境は存在するかもしれません。それ以上にもたらされるスイスの価値とは何か。なぜ、日本企業はオープンイノベーションのパートナーとしてスイスを選ぶべきなのか。日本人としてスイス研究機関での経験を持つ羽山友治氏が、スイスへの渡航に至った背景や、実体験で目の当たりにしたスイスの特徴や優位性などを踏まえて、オープンイノベーション活動を推進する日本企業にとってのスイスの位置付けを解説しています。羽山氏は本年7月からスイス・イノベーションのイノベーション・アドバイザーとして活動しています。「私は10数年間オープンイノベーションに関わってきましたが、その私から見てもスイスは日本企業の協業パートナーとして大きなポテンシャルを持っていると感じています。ぜひご一緒にスイスのシーズを探索してみませんか?」詳細はこちら:日本企業のオープンイノベーション活動の推進をサポート <イノベーション・アドバイザー 羽山友治氏>
2年前
エンジンからのCO2を90%回収
気候変動が身近に感じられるようになり、世界中の様々な業界で温室効果ガス排出の削減に向けた活動や技術革新が進められています。その主たる分野ともいえるのは、やはり自動車をはじめとする輸送業界。従来の化石燃料から電気や水素をエネルギーとすることで、輸送時に車両や船舶から排出される二酸化炭素を削減する動きが高まる一方で、そのインフラ整備には車両・船舶側もエネルギー供給側も大々的な変革が求められます。では、「二酸化炭素を排出しない」ではなく、「排出した二酸化炭素を貯蔵する」ことが可能だったら…?スイスのスタートアップQaptis社が開発した「Kit」を従来型のトラックに搭載することで、エンジンから排出される二酸化炭素の90%が回収でき、回収された液体状の二酸化炭素は様々な方法でリサイクルが可能です。新たなインフラ整備を進めつつ、従来型の輸送手段にはこの「Kit」搭載が、地球規模での温室効果ガス削減に最も効果的かもしれません。詳細はこちら: QAPTIS社、燃焼エンジンからCO2回収
2年前
日本人がスイスでオープンイノベーションをした実際の感想
スイスの「コレがすごい」という自慢話ではなく、スイスの「ココが良かった」という感想を語っていただきました。感想をお持ちということは、実際に体験をしているということ。小林製薬株式会社 中央研究所 研究推進部 社外連携グループ 羽山友治氏が対談で語る「日本人がスイスでオープンイノベーションをした実際の感想」を、ぜひご視聴ください。「デジタル医療 X 共創 X 日本とスイス」の可能性を探る5月31日開催のイノベーションセミナー「Tomorrow’s Health スイスのデジタル医療技術」の一部を公開中。
2年前
イノベーションセミナー【TOMORROW’S HEALTH スイスのデジタル医療技術】
革新的技術を開発・製品化するスイスのスタートアップと、スイスでの協業経験を持つ日本企業が登壇し、スイスでの技術発展の可能性と利点を探るセミナーを開催いたします。スイスには、医療技術、バイオテクノロジー、ナノテク分野のグローバル企業、スタートアップ、中小企業が集積して密なネットワークを構築する世界的にユニークなライフサイエンスクラスターが存在しています。特に、伝統的に強固な基盤を持つライフサイエンス分野とAIやデータサイエンス技術の融合ともいえる「デジタル医療」分野の発展は目覚ましく、大手企業からスタートアップまで、その技術革新に余念がありません。このクラスターを活用したR&D活動は、スイス企業のみならず高い技術力を備える日本企業の欧州事業発展にも大きく貢献することでしょう。日時: 2022年 05月 31日 15:30–17:00様式: オンライン言語: 英語 / 日本語(同時通訳あり)参加費: 無料プログラム詳細と参加登録はこちらからイノベーションセミナー【TOMORROW'S HEALTH スイスのデジタル医療技術】
3年前
LASER World of PHOTONICS 2022 のついでにスイスへ!
フォトニクス、光、レーダー技術の展示会LASER World of PHOTONICS 2022 に出展・訪問する日本企業の皆さま、その足でスイスのフォトニクス関連技術を提供するスイス・イノベーション・パークの視察もいかがでしょうか。スイス全土に6ヶ所の拠点を構えるスイス・イノベーション・パーク。そのうち、特にフォトニクス分野の研究を盛んに行っている3つのパークが、2022年4月26日-29日にドイツ・ミュンヘンで開催されるLASER World of PHOTONICS に出展・訪問する日本企業の皆さまをミュンヘンからスイスへご招待いたします。「VISIT SWITZERLAND PHOTONICS PARKS」と称したツアーにご参加いただくことで、スイスのフォトニクス技術やフォトニクス研究開発施設を視察いただけます。【ツアー開催日】2022年4月29日(金)- 2022年5月4日(水)【訪問施設】- スイス・イノベーション・パーク・オスト(ザンクトガレン州)‐ スイス・イノベーション・パーク・イノヴァーレ(アールガウ州)- スイス・イノベーション・パーク・ネットワーク・ウエスト・EPFL (ヴォー州)プロ
3年前
日本企業との共有ビジョンは「持続可能な食糧生産の加速」
「私たちは、持続可能な食糧生産を加速させ、将来にわたって食糧供給の安全性を確保するというビジョンを共有する出資者として、アサヒグループホールでイングス社を迎えることに非常に嬉しく感じています」そうコメントするのは、次世代バイオマス加工技術を提供するEmbion Technologies社のGeorgios Savoglidis氏です。アサヒグループホールディングス株式会社との提携により、生産能力を拡大させることで事業拡大を目指し、同時に、動物とヒトの健康と栄養に関する知的財産の維持に取り組みます。エムビオン社は、2016年にスイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)のスピンオフとして設立され、スイス・ヴォー州エトワを拠拠点に活動しています。2025年までに100万トンのバイオマスを循環させ、1億トンのCO2削減を目指しています。エムビオン社の触媒プラットフォーム技術は、機能性食品の開発を加速し、コストや市場展開までの時間を削減します。あらゆる領域の先端技術が集まるスイスの研究機関では、スタートアップと世界大手企業とのパートナーシップが盛んに行われています。エムビオン社を輩出したスイス連邦工科大学(EPFL)はス
3年前
食品はプラスチック袋入りからセルロースコーティングへ
毎日の生活で、プラスチック袋を開けない日はありません。それだけ当たり前となっている食品のプラスチック包装。それだけ当たり前となっているプラスチック廃棄物。この当たり前を「有機原料によるコーティング」で変えたい。スイスのLidl Switzerland社とスイス連邦材料試験研究所(Empa)は、有機原料から作られたセルロースフィルムで果物や野菜をコーティングするプロジェクトに取り組んでいます。これにより、生鮮食品の長期保存が可能となり、包装廃棄物の削減にもつながります。また、原料には、これまでは工場内で処分されるかバイオガスプラントでの活用のみだった果汁生産から生じる固形残留物を再利用する研究が進められています。Lidi社が提携先として選んだEmpaはセルロース・木材研究所を有し、セルロース製品分野で数十年にわたる研究経験があるうえ、企業との連携に積極的。もちろん、日本企業との共同研究も歓迎しています。スイス連邦材料試験研究所(Empa)はスイス・イノベーションのネットワーク内の研究機関です。ご質問やお問い合わせなど、お気軽にお寄せください。写真:新コーティングの開発に取り組むEMPA研究者とLidl Swit
3年前