OLTA、りそなHDと資本業務提携——25億円を調達し持分法適用会社へ、中小企業向けデジタル金融を共同推進
オンライン型ファクタリングを提供するOLTA株式会社は、株式会社りそなホールディングス(りそなHD)と資本業務提携を締結し、同社を割当先とする第三者割当増資により25.0億円の資金調達を実施した。これにより、OLTAのエクイティ調達累計額は70.5億円、融資を含めた総調達額は107.3億円となった。
提携の背景と目的
「金利のある世界」への回帰に伴い、金融機関においては担保や保証に依存した従来の融資モデルから、商流データ等を活用したデジタルな信用評価モデルへのシフトが求められている。また、中小企業との日常的な接点強化を通じて預金口座を起点とした資金循環を生み出すデジタル基盤の重要性が高まっている。
今回の提携は、OLTAが培ってきた独自の与信ノウハウやクラウド請求書プラットフォーム「INVOY」の商流データと、りそなグループの顧客基盤を組み合わせることで、中小企業向けデジタル金融の高度化を目指すものだ。
なお、本提携に伴いOLTAはりそなHDの持分法適用会社となるが、経営陣主導による独立した経営体制および迅速な意思決定スキームは維持され、株式上場に向けた事業拡大を推進する。
主な取り組み
・「クラウドファクタリング」の連携拡大
りそなグループ4行(りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行)の顧客ネットワークを通じ、OLTAの「クラウドファクタリング」を展開。これにより、OLTAの提携金融機関数は50を超える見通しとなった。
・「INVOY」と銀行機能の組み込み連携
OLTAが運営する「INVOY」に口座連携や決済などの銀行機能を組み込み、請求書発行から支払い・入金管理までを一気通貫で完結できるプラットフォームへの進化を図る。
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(TOMORUBA編集部)