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ウェルネスブランドmarinessを展開するP2C Studioが、SRL睡眠科学研究所と「睡眠計測」に関する共同研究を開始

ウェルネスブランドmarinessを展開するP2C Studioが、SRL睡眠科学研究所と「睡眠計測」に関する共同研究を開始

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ウェルネスブランド「mariness(マリネス)」を展開するP2C Studio株式会社は12月2日、SleepLIVE株式会社が運営するSRL睡眠科学研究所と「睡眠計測」に関する共同研究を開始したと発表した。研究対象となるのは同ブランドが2025年9月に発売したリカバリーウェア「ネムリカパジャマ」。被験者10名に着用してもらい、睡眠指標や自律神経への影響を科学的に検証する。

着用による変化を多角的に測定

本研究で取得される指標は入眠潜時・睡眠効率(アクチグラフ)、睡眠感(OSA睡眠感調査)、疲労指標(唾液アミラーゼ)、睡眠深度(無拘束睡眠深度判定機)の4項目。主観データと客観データを組み合わせ、ネムリカパジャマが睡眠に与える効果を可視化することを狙う。近年、生活リズムの多様化やデジタル接触時間の増加により睡眠課題が顕在化するなか、両社は「製品の効果を感覚値ではなく科学で確かめることが重要」と考え、共同研究に踏み切った。

背景にあるのは「信頼できる睡眠プロダクト」の需要

SRL睡眠科学研究所は睡眠心理学と睡眠環境学を統合的に扱う研究機関。寝具・住環境データ、人の行動要因などを多角的に分析し、製品開発や空間設計につなげる研究を行っている。今回の連携により、パジャマという“身にまとう寝具”が睡眠にどのような影響を与えるのか、素材設計と心理状態の関係性まで踏み込んだ解析が期待される。

研究が向き合う問い

「眠る」を支えるのは寝具だけではない。心の状態、空間の温湿度、身体ストレス──睡眠は複合的要素で成り立つ。本研究では、パジャマの快適性・通気性・肌触りといった要素が自律神経へどう作用し、翌日の疲労感や熟眠感の向上につながるのかを探る。marinessの責任者は「生活者の体験に基づいた根拠を明確にすることで、より良い睡眠体験の創出へ繋げ、皆さまの朝が「今日の私ちょっと良いかも」と語る。

今後の展望──睡眠研究×製品開発の深化へ

研究成果は今後の商品開発に反映される予定で、marinessは引き続き研究機関との連携を強化。睡眠領域のプロダクト検証を継続し、科学的な裏付けを持つウェルネスアイテムの開発を推進していく。

楽天「ショップ・オブ・ザ・イヤー」連続受賞のプロテインをはじめ、累計販売数180万個を突破するmariness。次の成長軸として「睡眠と回復」を据え、その効果を科学で示すフェーズへ踏み込んだ。

睡眠の質は可視化され、生活者の眠りに還元されるのか。10名の睡眠データから始まる研究は、ウェアから始まる新しい“回復体験”の輪郭を描き始めている。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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